「産後脱毛症」は産後どのくらいで発症するのか?いつ治るかも医師が解説!
公開日:2026/01/13

産後の女性の多くが悩まされるという産後脱毛症、ごっそりと抜ける様子は衝撃的であり、このまま抜け続けたら…と想像するだけで不安になってしまいます。
しかし、多くの産後脱毛症は産後1年を経過するうちに自然に治るものです。そこまで心配しなくても良いでしょう。
とはいっても、外見に関わることなので気になります。なるべく早く治せる治療法はないのでしょうか。
今回は、産後脱毛症の症状などについてQA形式でご紹介します
※この記事はメディカルドックにて『「産後脱毛症」の原因・産後どれくらいで症状がでるかご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
竹内 想(名古屋大学医学部附属病院)
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名古屋大学医学部附属病院にて勤務。国立大学医学部を卒業後、市中病院にて内科・救急・在宅診療など含めた診療経験を積む。専門領域は専門は皮膚・美容皮膚、一般内科・形成外科・美容外科にも知見。
産後脱毛症とは

産後脱毛症の主な症状を教えてください。
産後脱毛症とは、出産後だけに起こる脱毛症のことです。櫛を通す度に髪の毛が抜けたり、シャワーを浴びた後にごっそりと抜け毛があったりする症状があります。
産後およそ2ヶ月〜5ヶ月が経過した頃から一斉に脱毛し始めることが特徴です。実はこの産後脱毛症における脱毛は、妊娠中に抜けていなかった髪の毛が抜けている状態といわれています。というのも、妊娠中の女性はプロゲステロンとエストロゲンという女性ホルモンが活発化している状態であり、髪の毛が非常に抜けにくくなるからです。
しかし、出産を経ると急激に女性ホルモンが低下し、正常な状態に戻ります。これにより、妊娠中に抜けていなかった髪の毛が一気に抜けてしまうのが産後脱毛症の症状です。
産後およそ2ヶ月〜5ヶ月が経過した頃から一斉に脱毛し始めることが特徴です。実はこの産後脱毛症における脱毛は、妊娠中に抜けていなかった髪の毛が抜けている状態といわれています。というのも、妊娠中の女性はプロゲステロンとエストロゲンという女性ホルモンが活発化している状態であり、髪の毛が非常に抜けにくくなるからです。
しかし、出産を経ると急激に女性ホルモンが低下し、正常な状態に戻ります。これにより、妊娠中に抜けていなかった髪の毛が一気に抜けてしまうのが産後脱毛症の症状です。
産後脱毛症は一時的な症状なのですね。
個人差はありますが、産後脱毛症は授乳を終える頃には自然に治るものです。具体的には、産後6ヶ月〜1年程度で元に戻るとされています。
授乳を終えているにも関わらず脱毛が治らない場合には、出産による女性ホルモンの分泌量の変化が原因ではない可能性が指摘できます。その場合には、適切な治療を施すことが大切ですので、医師にご相談ください。
授乳を終えているにも関わらず脱毛が治らない場合には、出産による女性ホルモンの分泌量の変化が原因ではない可能性が指摘できます。その場合には、適切な治療を施すことが大切ですので、医師にご相談ください。
産後どのくらいで症状が出始めるのでしょうか。
産後2ヶ月〜5ヶ月が経過した頃から症状が目立つようになります。前述のように、産後6ヶ月〜1年程度で自然に治っていくものなので、そこまで心配する必要はありません。
ただ対策や予防は可能であるため、知識を身につけておくことが早期改善への近道です。
ただ対策や予防は可能であるため、知識を身につけておくことが早期改善への近道です。
編集部まとめ

産後脱毛症は、プロゲステロンとエストロゲンの2つの女性ホルモンのバランスが崩れることで生じます。
妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増え、活発化している状態です。この状態の際、髪の毛の寿命がホルモンによって伸ばされて抜けにくくなります。
しかし、産後2ヶ月を経過したあたりから女性ホルモンの分泌量が元に戻ろうとするため、本来抜けていたはずの妊娠中の髪の毛が急に抜け始めるのです。
妊娠によって女性ホルモンが活発化する状態は防ぎようがなく、明確な治療方法・予防方法などはありません。