耳鳴りは「神経鞘腫」の初期症状?”放置するリスク”も医師が解説!

神経鞘腫とは、神経を包んでいる膜に腫瘍ができる病気です。基本的には良性であり、癌のように転移することは少ないといわれています。
しかし腫瘍ができる場所によって症状が異なり、手術に高度な技術が必要となる場合もあります。そのため、詳しい症状や後遺症などのリスクを把握することは大切です。
そこで本記事では、神経鞘腫の初期症状・検査・診断方法をご紹介するので、参考にしてください。
※この記事はメディカルドックにて『「神経鞘腫」を発症すると現れる症状・原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
甲斐沼 孟(上場企業産業医)
目次 -INDEX-
神経鞘腫の初期症状と検査・診断方法

神経鞘腫の初期症状ついて詳しく教えてください。
- 耳鳴り
- 聴力低下
- ふらつき
- めまい
- 顔面麻痺
また身体の表面に近い末梢神経から生じた場合には、こぶとして見た目でわかるケースもあります。
神経鞘腫を放置すると姿勢にも影響が出てくるのでしょうか。
また、神経鞘腫が発生した場所が筋肉を支配している場合は筋力の低下などの症状が現れる可能性があります。その結果、姿勢や動作に影響する可能性もあるでしょう。
神経鞘腫の検査・診断方法を教えてください。
- CT検査
- MRI検査
- 電気生理検査
CT検査やMRI検査による画像検査にて腫瘍の大きさ・形状・場所・性質などを調べて、どの神経から発生した病気かを診断します。また、他の脳神経や血管との関係など、手術に関係する血管の走行などの把握にも役立つため非常に重要です。
また、神経の機能を確認するために電気生理検査を行うケースもあります。
例えば、聴神経鞘腫の場合であれば、音に対しての脳の反応を見るなどの検査方法です。
編集部まとめ

神経鞘腫とは、末梢神経の周りを包んでいる膜から発生する病気です。一般的には良性ですが、基本的な治療は摘出手術が挙げられます。
悪性化が心配される点や、早期の摘出の方がより簡単に全摘出できる可能性があるためです。しかし、手術には必ず後遺症などの心配もあります。
後遺症も含めて把握した上で、治療を行うことが大切です。手術や病気について疑問がある場合や身体に少しでも症状や違和感を覚えた場合には、専門の医療機関に相談しましょう。