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「スキルス胃がん」の”初期症状”はご存じですか?通常の胃がんとの違いも医師が解説!

 公開日:2026/01/16
「スキルス胃がん」の”初期症状”はご存じですか?通常の胃がんとの違いも医師が解説!

スキルス胃がんは通常の胃がんとは違い、内視鏡検査などの肉眼で見る検査では発見しにくいです。胃の壁を硬くしながら拡がっていくのがスキルス胃がんの特徴です。

スキルス胃がんは進行が早く、みつかった時にはすでに転移していることもあり、様々ながんの中でも難治性のがんになります。

しかしスキルス胃がんの症状は一般的な胃がんの症状とあまり変わりはありません。初期段階で症状がでることも少なく、定期健診などで発見されることも多いです。

今回はスキルス胃がんの症状や特徴などを詳しく解説していきます。

※この記事はメディカルドックにて『「スキルス胃がん」になると現れる症状・原因・胃がんとの違いはご存知ですか?』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

中路 幸之助

監修医師
中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター)

プロフィールをもっと見る
1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。

スキルス胃がんの症状と特徴

タンクトップ

スキルス胃がんの主な症状について知りたいです。

スキルス胃がんの初期症状の一つに腹痛や胃の痛みなどお腹の不快感があります。しかし初期の段階ではほとんど症状が出ません。進行してくると吐き気・嘔吐・食欲不振などの消化器症状が現れることがあります。
他にも少食になったり、体重が減少したりしてきたらスキルス胃がんが進行している可能性があるかもしれません。スキルス胃がんが進行すると貧血を起こしたり・疲れやすくなったり・息切れ・頭痛・めまいなどの症状を引き起こすこともあります。これらの症状が出た場合はすぐに医師に相談することが重要です。早期に胃がんの可能性を疑い発見することが大切になります。

スキルス胃がんと通常の胃がんの違いを教えてください。

スキルス胃がんは通常の胃がんに比べて、初期の段階で転移を起こすことが多く、がんの進行が早いのが特徴です。
胃壁をはうように拡がっていき、低分化型がんで悪性度が高く、ピロリ菌陽性の鳥肌胃炎でなることがあります。さらにスキルス胃がんは腹膜播種を起こしやすいがんです。腹膜播種とはお腹の中にがん細胞が散らばることです。そのためスキルス胃がんは、通常の胃がんに比べてより早く治療を行う必要があります。

スキルス胃がんは進行が早いがんなのでしょうか。

スキルス胃がんは一般的に進行が早いがんとされています。初期段階からリンパ節転移を起こすことが多く、がんの進行が早いです。スキルス胃がんのがん細胞は、悪性度が高く治療に対する抵抗力が強いため、がん細胞を除去するには適切な治療が必要です。
早期に発見し、早期に治療することが、スキルス胃がんの治療においてとても重要となります。

編集部まとめ

健康診断
スキルス胃がんは症状が出にくく、症状が出てきた時にはがんが進行している可能性が高いのが特徴です。そのため定期的な健康診断や、胃カメラ検査などを受けることが重要になります。

スキルス胃がんのリスクを減らすためには、ヘリコバクター、ピロリ菌の除菌や健康的な食生活を心がけると良いでしょう。特に塩分の取り過ぎには注意が必要です。また野菜や果物などのバランスの良い食事を心がけることが重要になります。

また適度な運動や禁煙などの生活習慣の改善もスキルス胃がんの予防に役立ちます。胃がんは発症率の高いがんです。

胃がんやスキルス胃がんを予防するためにも、生活習慣を意識して健康診断などをしっかり受けることが大切になってきます。

参考文献

この記事の監修医師

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