「肛門がん」を疑う”4つの症状”はご存じですか?検査法も医師が解説!

排泄時に異常な痛みや出血した経験は、誰しもあると思います。「鮮やかに鮮血しているから切れただけで大丈夫」と安心している方も多いでしょう
しかし出血や痛みが出現した場合は肛門がんかもしれません。そこで今回は肛門がんについて詳しく解説したいと思います。
そこで今回は肛門がんのリスクや検査方法について詳しく解説したいと思います。
※この記事はメディカルドックにて『「肛門がん」を疑う症状・原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
甲斐沼 孟(上場企業産業医)
目次 -INDEX-
肛門がんのリスクや検査方法について

肛門がんを疑った方が良い症状を教えてください。
1つ目は、血便です。排泄時に肛門から血が出ることがあります。2つ目便秘や下痢の症状が長く続く場合です。肛門に腫瘍があるため、排便が困難になることがあります。この腫瘍が原因で便秘や下痢が長く続くので、おかしいと感じた段階で医師の診察を受けましょう。3つ目の症状は痛みや刺激感です。便秘や下痢に至らない場合も注意してください。肛門にある腫瘍が原因で、排便時だけでなく、歩行時にも痛みを感じることがあります。4つ目に肛門組織周辺の腫れや痛みは真っ先に肛門がんを疑いましょう。紹介した症状の中でも血便は要注意です。血便がよく出現する場合は早めに医師に相談してください。また、これらの症状は肛門がんに限ったことではありません。正確な診断をするためにも、ぜひ早めに医師の診療を受診してください。
肛門がんが進行するとどのようなリスクがあるのでしょうか?
肛門がんの検査方法が知りたいです。
- 医師による診察
- 肛門検査
- 直腸検査
- 組織検査
- CTスキャン
- MRI
- 血液検査
医師による診察は、医師が異常を発見するために肛門を観察して視診検査、あるいは指で触診検査を行います。また小さなカメラを使用して、肛門と直腸の内部を観察することが、肛門検査・直腸検査です。腫瘍がある部位から細胞を採取し、顕微鏡で観察することを組織検査といいます。CTスキャン・ MRIを用いることで、肛門がんが転移しているかどうかを確認できるのです。血液検査においては、肛門がんが発症した場合の、血液中の成分が変化するのを見極めます。医師はこれらの検査から適切な検査を選択するのです。そもそも検査を行うには、患者さんが自分の意思で医師の診察を受ける必要があります。それを決断するのは患者さん自身です。また、これらの検査は肛門がん以外の病気についても関連します。その観点からも、思い当たることがあれば、受診してください。
肛門がんを疑う場合、何科を受診すると良いのでしょう?
- 外科
- 大腸外科
- 癌外科
- 肛門外科
上記の中でも、大腸外科・癌外科・肛門外科は肛門がんに対する診断と治療に優れています。肛門がんの疑いがあれば、受診してください。いずれの診療科においても、医師はプロフェッショナルです。常に最新の知識を習得しており、仮に専門外であっても、詳しい医師を紹介できます。症状に悩まされた場合は、上記にこだわることなく病院へ行くことが大切です。
編集部まとめ

今回のテーマは肛門がんです。肛門がんとは、肛門にできる悪性腫瘍のことで、再発・転移の可能性があります。また、大腸がんや直腸がんの発生源ともいわれているのです。
年齢とともに発症リスクが高まるほか、若年層であっても生活習慣が荒れていると発症リスクが高まります。以下の症状には注意が必要です。
- 血便
- 便秘・下痢
- 肛門周辺の腫れや痛み
- 腫瘍・腫脹
上記の症状が見受けられたら、まずは肛門科を受診してください。検査の方法は以下の通りです。
- 医師による診察
- 肛門検査
- 直腸検査
- 組織検査
- CTスキャン
- MRI
- 血液検査
治療方法は以下の4つの方法があります。
- 放射線治療
- 化学療法
- 免疫療法
- 手術
肛門がんは転移・再発する恐れがあるのです。そのため、治療後も定期的に検査を受けてください。何よりも生活習慣に気を配り、健康維持に努めましょう。