何の”食べ物”を避けると「急性肝炎の予防」に効果的かご存じですか?【医師監修】
公開日:2026/01/13

自身や家族が急性肝炎と診断されたら、どのような病気なのかと不安や心配で気持ちがふさぎがちになるでしょう。
肝炎には種類があり、急性肝炎にもまた種類があります。病気のことをしっかりと知って対応することが大切です。
今回は急性肝炎について解説していきます。肝炎の種類から症状・原因・潜伏期間などについても解説しています。
また診断や治療方法も紹介しているので、治療のための参考にしてください。
※この記事はメディカルドックにて『「急性肝炎」を発症すると現れる症状・原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター)
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1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。
急性肝炎の予防

急性肝炎は治る病気でしょうか?
急性肝炎はウイルス感染などが原因で肝機能障害が起きる病気ですが、その多くは症状がさほどひどくならず回復でき、経過も良好な場合が多い疾患です。医師の指示に従って安静にし食事療法などを行うことで、早期の回復も見込めます。
ただ一旦重症化・劇症化してしまうと、なかなか完治し難い病気でもあります。決して無理をせずに早めに受診し医師の診断・判断を仰ぎましょう。
ただ一旦重症化・劇症化してしまうと、なかなか完治し難い病気でもあります。決して無理をせずに早めに受診し医師の診断・判断を仰ぎましょう。
予防する方法はありますか?
ウイルス性急性肝炎を予防する方法として、A型ウイルス肝炎・B型ウイルス肝炎に関してはワクチンが推奨されます。A型ウイルス肝炎予防のためにはHAワクチンが効果的です。B型ウイルス肝炎の予防にはHBワクチンによるものと「免疫グロブリン」によるものがありますが、一般的なものはHBワクチンになります。免疫グロブリンはB型肝炎を持つ母親が出産する子どもなど特別な場合のみに使われます。
その他の予防方法として、生の海産物は避ける・食べ物は火をしっかり通して食べる・手洗いや消毒をしっかり行うなどで感染を抑えることが可能です。
その他の予防方法として、生の海産物は避ける・食べ物は火をしっかり通して食べる・手洗いや消毒をしっかり行うなどで感染を抑えることが可能です。
最後に、読者へメッセージをお願いします。
急性肝炎というと恐ろしい病気のようで不安に思う人が多いでしょうが、一過性の場合が多く命に関わることはほとんどありません。ただ一旦重症化してしまうと急速に重篤な症状に陥る可能性もあるので医師の診断を仰ぎ指示に従ってください。急性肝炎には種類があり、ウイルス感染によるものが多いため感染を広げないことも必要になります。
急性肝炎は基本的に安静が主な治療方法で、とにかく安静に横になることで肝臓の機能回復を待つことが重要なのです。無理をしないでしっかりと治すようにしてください。
急性肝炎は基本的に安静が主な治療方法で、とにかく安静に横になることで肝臓の機能回復を待つことが重要なのです。無理をしないでしっかりと治すようにしてください。
編集部まとめ

急性肝炎は主にウイルス感染により起こる肝機能障害の病気で、風邪のような初期症状から全身の倦怠感・黄疸・嘔吐・腹痛などが主な症状です。
重症化すると肝不全など重篤な症状になる場合もあるので、重症化することのないように早めに医師の診断を仰ぐことが大切です。
通常急性肝炎の治療方法はとにかく安静にして肝機能を回復させることを目的としています。
また、肝臓の働きを休めさせるために低蛋白質・低脂肪の食事を心掛けることも治療の一環と考えましょう。
そしてウイルス感染を広げることのないように注意して、医師の指示に従い病気の回復につとめてください。