ウイルス性「急性肝炎」の潜伏期間はどのくらい?治療法も医師が解説!

自身や家族が急性肝炎と診断されたら、どのような病気なのかと不安や心配で気持ちがふさぎがちになるでしょう。
肝炎には種類があり、急性肝炎にもまた種類があります。病気のことをしっかりと知って対応することが大切です。
今回は急性肝炎について解説していきます。
※この記事はメディカルドックにて『「急性肝炎」を発症すると現れる症状・原因はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
中路 幸之助(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター)
急性肝炎の治療

潜伏期間はどのくらいありますか?
潜伏期間ではありませんが薬の服用による急性肝炎については比較的早く、症状が現れるまでの期間は数時間から数日です。
どのような診断を行うのでしょうか?
その他の検査として血液凝固機能検査やアンモニア値の測定で、急性肝炎の重症度を計る場合もあります。必要に応じて腹部超音波検査や腹部CT検査が行われることもあります。
治療方法を教えてください。
症状が重い場合には次のような薬物療法が行われる場合もあります。
- 輸液による点滴
- 副腎皮質ステロイド薬
- 抗ウイルス剤(B型肝炎の場合)
- 抗ウイルス剤(C型肝炎のみの内服薬)IFN治療
特に必要と医師が判断した場合に限り上記の薬物療法が施されますが、特に抗ウイルス剤に関しては特に慎重な専門医の対応が必要になります。
急性肝炎の場合何よりも安静にすることが大切で、安静にした上で低蛋白質・低脂肪の栄養を補給します。安静にすることで肝臓の機能を回復させ、肝臓の働きを抑えることで肝臓を休ませる効果があるのです。
入院期間はどのくらいでしょうか?
その場合でも2週間前後ということが多いでしょう。もちろん重症化してさらに入院治療が必要となった場合には、1ヶ月以上の入院となることもあるので症状によると考えてください。
編集部まとめ

急性肝炎は主にウイルス感染により起こる肝機能障害の病気で、風邪のような初期症状から全身の倦怠感・黄疸・嘔吐・腹痛などが主な症状です。
重症化すると肝不全など重篤な症状になる場合もあるので、重症化することのないように早めに医師の診断を仰ぐことが大切です。
通常急性肝炎の治療方法はとにかく安静にして肝機能を回復させることを目的としています。
また、肝臓の働きを休めさせるために低蛋白質・低脂肪の食事を心掛けることも治療の一環と考えましょう。
そしてウイルス感染を広げることのないように注意して、医師の指示に従い病気の回復につとめてください。