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交通事故で起きやすい「むちうちの症状」とは?事故以外の原因も医師が解説!

 公開日:2026/01/05
交通事故で起きやすい「むちうちの症状」とは?事故以外の原因も医師が解説!

交通事故の後に現れる「むちうち」という症状を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

むちうちは追突事故や転倒の衝撃が引き金となり首に過度な負担が加わることによって発症します。専門的には「外傷性頚部症候群」と呼ばれている疾患です。

首の筋肉や靭帯が損傷することにより首や肩の痛みが現れ、ときには頭痛・吐き気・めまいなどの症状に悩まされることもあります。

むちうちの症状は多種多様ですので、その特徴について一緒に確認していきましょう。

※この記事はメディカルドックにて『「むちうち」には4種類のタイプがあるってご存知ですか?治療中の過ごし方も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

甲斐沼 孟

監修医師
甲斐沼 孟(上場企業産業医)

プロフィールをもっと見る
大阪市立大学(現・大阪公立大学)医学部医学科卒業。大阪急性期・総合医療センター外科後期臨床研修医、大阪労災病院心臓血管外科後期臨床研修医、国立病院機構大阪医療センター心臓血管外科医員、大阪大学医学部附属病院心臓血管外科非常勤医師、大手前病院救急科医長。上場企業産業医。日本外科学会専門医、日本病院総合診療医学会認定医など。著書は「都市部二次救急1病院における高齢者救急医療の現状と今後の展望」「高齢化社会における大阪市中心部の二次救急1病院での救急医療の現状」「播種性血管内凝固症候群を合併した急性壊死性胆嚢炎に対してrTM投与および腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行し良好な経過を得た一例」など。

むちうちとは?

ハンドル

むちうちとはどんな病気ですか?

むちうちとは、自動車の追突事故などにより頚部に強い衝撃が加わることによって起きる病気です。事故などにより突然強い力が身体に加わった場合、重い頭部はそのまま動かない状態で上半身のみが押し出される形になります。
このときに首がむちのようにしなるようになることから「むちうち」と呼ばれていますが専門的には「外傷性頚部症候群」と呼びます。首に大きな負担がかかり筋肉や靭帯を損傷することにより首や肩の痛みが現れるのです。
障害を受けた部位や重症度により、頭痛やめまいなどの症状がみられることもあります。また、外傷性頚部症候群は自動車の衝突事故だけでなく、スポーツでの激しい衝突や転倒によって起こることもある病気です。

発症時にみられる症状を教えて下さい。

多くは首や肩の痛みが特徴的な症状です。肩や首の重だるいような感覚として現れることもあります。軽度の場合には、事故直後に痛みはなく数時間経ってから痛みが出るのが特徴です。
重症の場合には事故直後から強い痛みを感じます。それ以外にも、損傷部位や重症度により吐き気・頭痛・めまい・手足のしびれなどの様々な症状が現れることがあります。

むちうちというと交通事故のイメージがあるのですが他が原因となるケースもあるのでしょうか?

交通事故以外での発症原因となるのはスポーツです。特にラグビー・アメリカンフットボール・レスリング・柔道など、相手とぶつかったり転倒したりする競技では発症のリスクが高くなります。また、スキーやスノーボードなどでの転倒の衝撃でむちうちを発症することも珍しくありません。それ以外にも、野球やサッカーなどの比較的身近なスポーツが原因になることもあります。

編集部まとめ

女医
今回は自動車事故やスポーツによって引き起こされる「むちうち」について解説しました。
首や肩の痛みが日常的に続くのは、とてもつらいことです。

たとえ我慢できる痛みでも放置することは症状の長期化に繋がります。早期に受診することを心がけましょう。また、患部の安静を保つだけでなく、温めたりマッサージしたりすることも症状の緩和に役立ちます。

理学療法士とともにリハビリテーションを積極的に行っていきましょう。症状が長期化すると不安な気持ちも膨らむと思いますが、心配なことがあればひとりで抱え込まずに専門機関に相談してみてください。

この記事の監修医師

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