「ワキガ」は自分で治せるの?受診科や治療法も解説!【医師監修】

体臭は人の印象を左右する重要な要素です。口臭や脇の臭いなどを気にするかたは多いでしょう。
中でも脇から強い臭いのするワキガは非常に大変な問題ですが、具体的な症状をご存じでしょうか。
本記事では、ワキガの症状と原因を解説します。症状・病院での治療法なども解説するので、参考にしてください。

監修医師:
甲斐沼 孟(上場企業産業医)
※この記事はMedical DOCにて『「ワキガ」の見分け方・発症しやすい人の特徴はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。
ワキガの治し方
ワキガは自分でも治せますか?
塗り薬や飲み薬などで汗の分泌を抑えることはできますが、あくまで臭いが発生しないようにする予防や臭いが出てきたときの対処法です。
アポクリン腺の数や大きさなどは、自分ではコントロールできません。ワキガを完全に治すためにはアポクリン腺を完全に取り除くか、あるいは汗腺を切除する必要があるため、専門の医療機関で治療する必要があります。
病院は何科を選べばよいですか?
- 皮膚科
- 形成外科
- 美容外科
皮膚科では、消毒作用のある薬などを使用して治療を進められます。
形成外科や美容外科では、アポクリン腺の切除など手術も踏まえて治療を進めることができます。
病院での治療方法を教えてください。
- ボツリヌス製剤の注射
- 手術
ボツリヌス製剤の注射は、アポクリン腺の汗には作用しませんが、エクリン腺の汗の量を抑える作用があります。そのため、拡散を防止してワキガの症状を和らげることを期待できます。
手術は、アポクリン腺の切除です。脇の下を切ることで、物理的にアポクリン腺を取り除きます。
しかし、切除したように見えても、アポクリン腺が残っている可能性があります。また、手術後に増殖する可能性もあるため完治するとは限りません。
編集部まとめ
ワキガは、アポクリン腺が多く、大きい方がなりやすい病気です。
遺伝性もあるため、両親のどちらかでもワキガを発症している場合は、自分にも発症する可能性があることを理解しておきましょう。
また、誰しも発症する可能性がある病気のため、予防方法などもあらかじめ知っておくことが大切です。清潔に保ち、臭いが強くならない方法を押さえておきましょう。
万が一、臭いや汗染みなどの異変を感じた場合には、専門の医療機関に相談しましょう。症状の程度や対処方法を教えてもらえ、症状を改善させられます。