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「白内障」の検査・治療法はご存知ですか?【医師監修】

 公開日:2025/03/14
白内障の検査と手術

白内障とは、徐々に視界が白く濁っていき、かすんで見えるような病気です。視界が悪くなりますが、手術で回復させることができます。

しかし、放置しておくと別の病気を引き起こす可能性もあるため早めの治療が必要です。

そこで本記事では、白内障の検査方法や手術に関して解説するので参考にしてください。

郷 正憲

監修医師
郷 正憲(徳島赤十字病院)

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徳島赤十字病院勤務。著書は「看護師と研修医のための全身管理の本」。日本麻酔科学会専門医、日本救急医学会ICLSコースディレクター、JB-POT。

※この記事はMedical DOCにて『「白内障」の症状・原因・発症しやすい人の特徴はご存知ですか?医師が監修!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

白内障の検査と手術

鏡を見る男性

白内障の検査方法を教えてください。

検査方法は次のようなものを行います。

  • 視力検査
  • 眼底検査
  • 細隙灯顕微鏡検査
  • 光干渉断層検査

視力検査では、どの程度見えるかや視力障害の有無・程度を調べます。眼底検査は、眼底カメラを用いて、網膜に病変がないかを確認する方法です。
細隙灯顕微鏡検査とは、細い隙間からの光を眼に当てて組織を観察する検査です。光干渉断層検査では、網膜の断層写真を撮影し、網膜の病変の有無を確認します。

手術以外の治療方法はありますか?

手術以外の治療方法としては、点眼治療があります。視力低下やかすみの度合いが、日常生活に支障がない程度である場合に可能な治療方法です。ピレノキシン製剤やグルタチオン製剤の点眼治療を行います。
しかし、点眼治療はあくまでも白内障の進行を抑えることが目的です。水晶体が透明な状態に戻るわけではないため注意が必要です。

白内障の手術を検討するべきタイミングを教えてください。

白内障の治療と聞くと手術をイメージする方は多いでしょう。手術を検討するべきタイミングとしては、日常生活に支障が出る場合です。先述したように、薬では病気の進行を抑えるだけで改善は行えません。そのため、日常生活に支障が出るほどの症状が現れている場合には、手術による改善が必要となるのです。

手術は何歳まで受けられるのでしょうか?

手術の年齢制限はありません。100歳以上でも手術は可能です。しかし、年齢を重ねていくと手術難易度が上がる傾向があります。これは、核が大きく硬くなることがあるためです。また、合併症を起こしやすい点も難易度を高めている理由です。

編集部まとめ

鏡で目を見る女性
白内障は、年齢だけでなく糖尿病や先天性によるものなど、さまざまな原因で発症の可能性がある病気です。

そのため、若ければかからない病気ではありません。誰しも注意する必要があるのです。

普段から予防のためにも、食生活や紫外線に気をつけて発症リスクを下げるようにしましょう。

また、万が一異変を感じた場合には医療機関を受診しましょう。決して自己判断で受診を遅らせることがないようにして、視力低下を防いでください。

この記事の監修医師

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