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「クラミジア」に感染すると現れる症状はご存知ですか?【医師監修】

 公開日:2026/01/21

皆さんはクラミジアという感染症について聞いたことはあるでしょうか。性病のひとつというイメージが強く、なんとなく怖い病気と感じている方も多いと思います。

今回は、クラミジアとはどんな病気なのか・どのような経路で感染するのか・自覚症状はあるのか・予防するにはどうしたらいいか・不妊症のリスクはあるのか、といった点についてお話していきます。

この記事でクラミジアについての正しい知識をつけ、健康な暮らしに役立てていきましょう。

※この記事はメディカルドックにて『「クラミジア」とは?症状・感染経路・検査についても解説!【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

浅野 仁覚

監修医師
浅野 仁覚(医師)

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福島県立医科大学大学院卒業。所属:ロイヤルベルクリニック。主な研究内容・論文:切迫早産、先天性サイトメガロウイルス感染症、子宮筋腫に対する子宮動脈塞栓術など。

クラミジアの感染経路と症状

性病

クラミジアはどのような病気ですか?

  • クラミジアは「クラミジア・トラコマチス」という細胞内寄生細菌が原因で発症する性感染症で、正式には「性器クラミジア感染症」といいます。
  • 通常の細菌と異なり、ウイルスのように細胞内寄生するため免疫が確立しにくく、何度も感染することがあります。
  • クラミジアに感染すると性器・のどに症状が現れます。日本国内にはクラミジアの感染者が40万人以上いるといわれ、最も患者数が多い性感染症です。
  • とくに若い女性の感染率が高く、将来の不妊の可能性が指摘されています。
  • 感染者数が多いにも関わらず自覚症状がない場合も多いため、気づかずにパートナーへ移してしまうケースもあります。

クラミジアの感染経路が知りたいです。

  • クラミジアは粘膜から粘膜へと感染する病気で、性行為やオーラルセックス(口や舌を使って相手の性器を刺激する行為)が主な感染経路です。
  • 性器やのどなどの粘膜から相手の体内に細菌が侵入し、一度の性行為で感染する可能性は30%から50%といわれています。
  • そのほか、感染した母親から出生児に産道感染することもあります。

クラミジアに感染するとどのような症状がみられますか?

  • 男女共通の症状には、オーラルセックスによる咽頭への感染でのどの痛み・腫れ・発熱がみられます。病気が進行すると扁桃炎・咽頭炎を発症する場合もあるため、注意が必要です。
  • まれにクラミジアを含む体液が付着した手で目をこすり、目に感染する可能性もあります。
  • 性器の症状は男女で現れ方が異なりますが、男性は多くの症状がみられ、女性は目立つ症状がない場合が多いのが特徴です。
  • 男性の場合は尿道に症状が現れ、尿道の痒み・違和感・軽い排尿痛・尿道口より透明の排膿といった自覚症状がみられます。
  • 女性の場合は子宮の入り口である「子宮頚管」に症状が現れますが、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。
  • 症状がある場合は、おりものの増加や臭い・性交痛・下腹部痛・不正出血などがみられます。

無症状で感染に気づかないケースも多いのですね…。

  • クラミジアに感染していても女性の80%、男性の50%は自覚症状がありません。
  • クラミジアの潜伏期間は1~3週間程度あるため、自覚症状がないまま他の人に感染させてしまうケースもあります。

編集部まとめ

手を繋ぐ

クラミジアは、のどなどの粘膜に感染します。男女で症状や検査方法は異なりますが、予防法は同じです。

性感染症の原因となる、不特定多数の人との性交渉をしないようにし、性交渉がある場合にはコンドームを正しく使用しましょう。

また、何か違和感を感じたらすぐに専門の医療機関で検査を依頼しましょう。なるべく早く発見することで、パートナーや周囲の人への感染拡大を防ぐことができます。

もしクラミジアになってしまったら、パートナーに隠さずきちんと打ち明けることが大切です。一緒に通院することで再度の感染を防ぎましょう。

女性の場合は妊娠がわかったら、胎児の健康のためにも早めに検査を受けることをおすすめします。

この記事の監修医師

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