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歯磨きだけでは不十分?「むし歯を予防する6つの行動」を歯科医師が解説!

 公開日:2025/12/10
歯磨きだけでは不十分?「むし歯を予防する6つの行動」を歯科医師が解説!

「痛くないから大丈夫」という理由から、虫歯ではないだろうと考える方は多いのではないでしょうか。しかし、歯の痛みがなくても虫歯が進行していることも少なくありません。

虫歯が進行すると歯を失うことになりかねないため、早い段階で適切な治療を受けることが大切です。

今回は、そんな虫歯の予防方法と、虫歯を再発させないための日常生活の注意点について解説します

※この記事はメディカルドックにて『「虫歯」とは?自覚症状・予防方法について詳しく解説【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

吉田 元

監修歯科医師
吉田 元(歯科医師)

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モアナ歯科 理事長
神奈川歯科大学卒業 神奈川歯科大学口腔外科 モアナ歯科クリニック開業 医療法人奉優会理事長就任 医療法人佑健会理事就任

虫歯の予防と日常生活の注意点

虫歯の予防と日常生活の注意点

虫歯の予防方法を知りたいです。

  • 虫歯の予防方法は、何といっても丁寧な歯磨きです。1日3回1回3分を基本として、忙しくても1日1回は時間をかけてしっかりと磨くようにしてください。
  • 歯並びによって磨きにくい部分があるという方は、鏡を見ながら歯磨きをすることをおすすめします。歯と歯の間は汚れが溜まりやすいうえに歯ブラシが届きにくいです。磨きにくい部分にはフロスや糸ようじを使用しましょう。
  • フッ素配合の歯磨き粉や洗口液もあるため、虫歯予防として取り入れてみてください。また、虫歯菌は糖を栄養とするため、糖分を多く含む食べ物・飲み物の摂取後はうがいをするか歯ブラシをする事が大切です。

虫歯を再発させないためにできることがあれば教えてください。

  • 虫歯を再発させないためには、セルフケアをしっかり行うことと生活習慣の見直しが大切です。歯科クリニックで歯磨き指導を行っていることが多いため、適切なブラッシングを身につけて実践してください。
  • 飲酒や喫煙習慣を見直したり、甘いものや間食を摂取したら歯ブラシをしていただく事が再発予防に効果的です。また、虫歯治療で詰め物や被せ物をした場合は、隙間に虫歯菌が入り込んで再発するリスクにも気をつけましょう。
  • 治療が完了してからも定期的に受診して状態をチェックしてもらうと安心です。症状がなくても定期的に診察を受けたり、プラークの除去をしてもらったりすることで虫歯の再発を防ぐことができます。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

  • とても身近な存在の虫歯ですが、進行すると歯を失うというリスクが潜んでいます。
  • 早期発見によって歯を削ったり失ったりせずに済むため、気になる症状があれば受診を検討してください。
  • また、適切なセルフケアや生活習慣で予防することができます。虫歯の予防のため、進行を阻止するためにも歯磨き方法や生活習慣を見直しましょう。

編集部まとめ

編集部まとめ
虫歯になると歯が痛むというイメージをお持ちの方も多いですが、初期の虫歯では痛みを感じることはほとんどありません。そのため、気づくのが遅れるリスクがあるのが特徴です。

しかし、自覚症状がなくても虫歯が進行しているケースは珍しくありません。

軽度の虫歯ならエナメル質を少し削るだけで済むケースが多いものの、重度になると神経を抜いたり抜歯したりすることになります。

できるだけ歯を削らないためにも、そしてご自身の歯を失わないためにも虫歯の予防や早期発見・早期治療が大切です。

セルフケアやセルフチェックを行いながら、ご自身の歯を大切にしてください。

この記事の監修歯科医師

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