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「虚血性心疾患」で何の症状が”15分続いたら”救急車を呼ぶべき?医師が解説!

 公開日:2026/03/06
虚血性心疾患の疑いのある症状とは?

虚血性心疾患は心臓が酸欠を起こした状態です。

無症状のまま進行する場合も多く、重大な発作が起こって慌てて病院に駆け込む…というケースは少なくありません。

症状を放置すると、命を落とす危険もあります。心臓になにか少しでも不調がある場合は早めに医療機関を受診してください。

虚血性心疾患の予防法などについて詳しくご説明します。

※この記事はメディカルドックにて『「虚血性心疾患」とは?症状や原因についても解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

武井 智昭

監修医師
武井 智昭(高座渋谷つばさクリニック)

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【経歴】
平成14年慶應義塾大学医学部を卒業。同年4月より慶應義塾大学病院 にて小児科研修。平成16年に立川共済病院、平成17年平塚共済病院(小児科医長)で勤務のかたわら、平成22年北里大学北里研究所病原微生物分子疫学教室にて研究員を兼任。新生児医療・救急医療・障害者医療などの研鑽を積む。平成24年から横浜市内のクリニックの副院長として日々臨床にあたり、内科領域の診療・訪問診療を行う。平成29年2月より横浜市社会事業協会が開設する「なごみクリニック」の院長に就任。令和2年4月より「高座渋谷つばさクリニック」の院長に就任。

日本小児科学会専門医・指導医、日本小児感染症学会認定 インフェクションコントロールドクター(ICD)、臨床研修指導医(日本小児科学会)、抗菌化学療法認定医
医師+(いしぷらす)所属

虚血性心疾患の予防法

男性 医療

虚血性心疾患が疑われるときは、まず救急車を呼ぶべきですか?

  • 虚血性心疾患の症状があらわれた場合は、救急車を呼ぶのが最善の方法です。次のような症状が15分以上続く場合は、速やかに救急車を呼んでください。
  • 胸・上半身の強烈な痛み
  • 吐き気・嘔吐
  • 冷や汗
  • 呼吸困難
  • 上記の症状が15分以上続く場合、心筋梗塞が疑われます。心筋梗塞は、発症から治療開始までの時間が長いほど、回復の可能性が低くなります。
  • 治癒したとしても、その後に重い後遺症が残ることも少なくありません。つまり発症後は、迅速に医療機関に搬送する必要があります。
  • 一方、症状が15分以内に治まる場合は狭心症が疑われます。狭心症は心筋梗塞ほどには火急の治療が必要ありません。
  • しかし、狭心症だったとしても決して放置はしないでください。狭心症は心筋梗塞に発展するおそれが高いためです。
  • なお、心臓発作などの症状があらわれた際、救急車を呼ぶまでに必ずしも15分以上待つ必要はありません。
  • 症状が激しい場合や、すこしでも様子がおかしいと思う場合は、ためらわずに救急車をお呼びください。

虚血性心疾患の予防法はありますか?

  • 虚血性心疾患は多くの場合、生活習慣に起因します。
  • たとえば高脂質・高カロリーな食事は虚血性心疾患のリスクを高めます。また、運動不足や肥満も虚血性心疾患の原因です。
  • これらの生活習慣を改善することで発症リスクを低減できます。あわせて、飲酒・喫煙習慣の見直しも行ってください。特に喫煙は虚血性心疾患のリスクを1.7~1.9倍高めると指摘されています。
  • 心臓病予防の観点からは、たばこはやめることが望ましいです。飲酒についてもほどほどの量を心がけることが重要です。

規則正しい生活を送ることが大切なのですね。

  • 規則的な生活習慣を心がけると虚血性心疾患のリスクは下がります
  • 栄養バランスのよい食事
  • 適度な運動
  • 肥満予防
  • 禁酒・禁煙
  • 食事は低脂質・低糖質・低カロリー、そして栄養バランスを整えることを意識してください。
  • 運動はウォーキング・水泳などの、心拍数の上昇が軽度である有酸素運動を20分以上実施することが重要です。しかしすでに心臓を患っている方は、運動によって症状が悪化するおそれがあります。
  • 運動方法については、主治医とよくご相談ください。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

  • 虚血性心疾患は心筋梗塞などに進むおそれもある疾患です。しかし症状があらわれたとしても、適切な対応をとれば重症化は防げます。
  • 胸痛などの症状が15分以上続く場合は、速やかに医療機関を受診してください。
  • 様子がおかしいと感じるときは、ためらわずに救急車をお呼びください。また、生活習慣を見直すなどして、普段から予防を心がけることも大切です。

編集部まとめ

胸に手を当てる女性
虚血性心疾患は狭心症・心筋梗塞を含めた心臓病のことです。放置すると重症化しやすいため、不調に気づいた時点で医師の診察をお受けください。

発症は生活習慣の乱れに起因することも少なくありません。予防するためにも、普段からバランスのよい食事や適度な運動を心がけてください。

この記事の監修医師

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