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鍼治療は「痛い・怖い・つらい」イメージがある…受けたことないけど実際どうなの?

 公開日:2024/06/25
ホントは気持ちいい?

鍼治療に対して「痛い・怖い・つらい」といったマイナスのイメージを持つ人は意外と多いのではないでしょうか。今回は、鍼治療の実態について「とまり木鍼灸整骨院」の澤田先生に解説していただきました。

※この記事はMedical DOCにて【【鍼灸師に聞く】鍼治療は「痛い・怖い・つらい」イメージがある…実際どうなの?】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

澤田 金悟

監修鍼灸師
澤田 金悟(とまり木鍼灸整骨院)

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中央学院高等学校卒業。東京医療専門学校卒業。その後、鍼灸整骨院グループにて研鑽を積む。2002年、東京都港区に「とまり木鍼灸整骨院」を開院。鍼と指圧を組み合わせた施術を提供し、患者さんの仕事や趣味におけるパフォーマンス向上をサポートしている。鍼灸師、柔道整復師。一般社団法人国際セラピスト技術開発協会理事。

編集部編集部

鍼治療に興味があるのですが、痛そうなイメージがあります。実際どうなのですか?

澤田 金悟先生澤田先生

個人差はありますが、実際には「ほとんど痛みを感じない」「思っていたより全然痛くない」と言う人が多いですね。鍼治療で用いる鍼は、普通の注射針に比べて1/3程度の細さで、髪の毛1本分くらいです。

編集部編集部

全く痛みはないのでしょうか?

澤田 金悟先生澤田先生

いいえ。症状にもよりますが、筋肉のコリや血流の悪い場所に鍼が当たると、奥が押されたようなズンとする感覚を覚えることがあります。ただ、このような刺激を「気持ちいい」と感じる人もいれば、「怖い」と感じる人もいますよね。痛みの感覚には色々ありますし、痛みの感じ方も人それぞれということです。

編集部編集部

たしかに、痛みの感じ方は人それぞれですね。

澤田 金悟先生澤田先生

そうですね。味覚と同じで辛い食べ物が好きな人もいれば、苦手な人もいます。鍼治療もこれと一緒です。鍼を打つことによって生じるなんらかの感覚は、身体にとって決して悪いものではなく、むしろ鍼がしっかり効いている証拠でもあります。あまり怖がったり心配したりせず、リラックスして受けてほしいと思います。

編集部編集部

鍼治療の跡が残ることはないのですか?

澤田 金悟先生澤田先生

鍼治療に用いる鍼は非常に細いため、跡が残ることはほとんどありません。鍼治療をした後、稀に内出血を起こすこともありますが、だいたい数日間~数週間で消えるので心配はいりません。

編集部編集部

そもそも鍼は、身体のどの部位に打つのですか?

澤田 金悟先生澤田先生

誤解されがちですが、鍼はツボ(経穴)だけに打っているわけではありません。問診により、痛みを引き起こしている筋肉や神経の影響を考えながら、筋肉や神経と良好な自律神経反応を起こすツボに鍼を打って刺激し、ネガティブな身体症状の緩和と健康増進を目指します。

この記事の監修鍼灸師

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