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「マグネシウムの摂り過ぎ」で現れる症状とは?不足で現れる症状も解説!

 公開日:2026/02/25
「マグネシウムの摂り過ぎ」で現れる症状とは?不足で現れる症状も解説!

「マグネシウムを取りすぎる」と何の症状が出る?一日の摂取量や摂り過ぎや不足で現れる症状などを管理栄養士が解説!

※この記事はメディカルドックにて『高血圧に効果がある「マグネシウムを取りすぎる」と何の症状が出る?管理栄養士が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

中島 三容子

監修管理栄養士
中島 三容子(管理栄養士)

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一般企業で約20年自動車部品の設計補助業務に従事したのち、栄養士の世界へ。2022年に管理栄養士資格取得後は、国家試験対策教材の制作サポートや食育コーディネートに携わる。また、持続血糖測定の管理事務および保健指導を行い、ひとりひとりの「なんとなくわかっちゃいるけど」に寄り添いアプローチする。

「マグネシウム」とは?

「マグネシウム」とは?

マグネシウムは人体に必要なミネラルの一種です。成人では、体内に約25gが存在し、その約6割はリン酸マグネシウムや炭酸水素マグネシウムとして骨や歯に含まれ、残りは筋肉や脳・神経に存在しています。マグネシウムは300種類以上の酵素の補因子として働き、筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温・血圧の調整にも役立っています。

マグネシウムの一日の摂取量

マグネシウムの一日の摂取量

<成人男性の推奨量>
18~29歳:340mg/日
30~49歳:380mg/日
50~64歳:370mg/日
<成人女性の推奨量>
18~29歳:280mg/日
30~64歳:290mg/日
妊婦の付加量:+40mg/日

マグネシウムを摂りすぎると現れる症状

マグネシウムを摂りすぎると現れる症状

腎機能が正常であれば、余分なマグネシウムは尿中に排出されるため、通常の食事では過剰摂取の心配はありません。ただし、腎臓に疾患がある場合や通常の食事以外にサプリメントや薬でマグネシウムを摂り過ぎた場合には、以下の症状があらわれることがあります。

下痢

通常の食事以外にサプリメントや薬でマグネシウムを摂り過ぎると、軟便や下痢を起こすことがあります。そのため、サプリメントや薬など通常の食事以外からの摂取による耐容上限量が設定されており、成人の場合は350mg/日となっています。なお、軟便や下痢の症状のほとんどは一過性に治まりますが、長引いたり心配な場合は主治医へご相談ください。

筋肉麻痺

腎機能の障害と重なった場合などにマグネシウムを過剰に摂取すると、体に力が入らないなど筋肉麻痺を起こす可能性があります。サプリメントや薬の服用を中止し、ただちに主治医や薬剤師へ相談しましょう。

低血圧

腎機能の障害と重なった場合などにマグネシウムを過剰に摂取すると、立ちくらみがするなど低血圧を起こす可能性があります。サプリメントや薬の服用を中止し、ただちに主治医や薬剤師へ相談しましょう。

マグネシウムが不足するとどうなる?

マグネシウムが不足するとどうなる?

健康な人でマグネシウムの摂取量が少ない場合、腎臓が尿中へのマグネシウムの排出量を制限することで血液中のマグネシウムを保持しているため、短期間のマグネシウム摂取量不足では明らかな症状はあらわれません。しかし、長期間マグネシウムの摂取量不足が続くと、低マグネシウム血症につながる可能性があります。その場合に以下の症状があらわることがあります。

吐き気、嘔吐、眠気、脱力感

マグネシウムの欠乏が進むと、エネルギーをうまく作ることができず、元気がなくなってしまい、その徴候として、食欲不振、吐き気、嘔吐、眠気、脱力感などがみられます。

筋肉の痙攣、ふるえ、こむら返り

マグネシウムの欠乏が進むと、筋肉の痙攣、ふるえなどの症状があらわれることがあります。マグネシウムが不足することにより、筋肉の収縮・弛緩の調整がうまくいかなくなることが原因で、「こむら返り」としてあらわれることもあります。

神経過敏、抑うつ感

マグネシウムの欠乏が進むと、神経情報の伝達がスムーズにいかず、イライラするなど神経過敏になったり抑うつ感があらわれる場合があります。

「マグネシウムのとりすぎ」についてよくある質問

「マグネシウムのとりすぎ」についてよくある質問

ここまでマグネシウムのとりすぎについて紹介しました。ここでは「マグネシウムのとりすぎ」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

マグネシウムサプリを摂りすぎるとどうなりますか?

中島 三容子中島 三容子

通常の食事以外にサプリメントや薬でマグネシウムを摂り過ぎると、軟便や下痢を起こすことがあります。そのため、サプリメントや薬など通常の食事以外からの摂取による耐容上限量が設定されており、成人の場合は350mg/日となっています。サプリメントや薬でマグネシウムを摂る場合は医師や薬剤師と相談のうえ、用量を守るようにしましょう。

まとめ

マグネシウムは様々な働きをもつ人体にとって大切な多量ミネラルのひとつであり、適切な摂取が健康に寄与します。日常の食事にマグネシウムを意識的に取り入れ、バランスの取れた食生活を心がけることが重要です。個人の判断で安易にサプリメントに頼ることは過剰摂取のリスクがあるため、不安がある場合は医療機関を受診して、必要な対策を講じることをお勧めします。

「マグネシウム」と関連する病気

「マグネシウム」と関連する病気は6個ほどあります。各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

整形外科の病気

循環器系の病気

内科の病気

神経内科の病気

  • 神経過敏症

消化器内科の病気

  • 下痢症

「マグネシウム」と関連する症状

「マグネシウム」と関連している、似ている症状は5個ほどあります。各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

関連する症状

  • 吐き気、嘔吐、食欲不振
  • 眠気、脱力感
  • 筋肉の痙攣、ふるえ、こむら返り
  • 神経過敏、抑うつ感
  • 軟便、下痢

この記事の監修管理栄養士

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