「カフェインの離脱症状」はいつまで続く? 頭痛など”5つのサイン”も管理栄養士が解説!

カフェインの離脱症状とは?メディカルドック監修管理栄養士がカフェインの離脱症状やいつまで続くなどを解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「カフェインの離脱症状」はご存知ですか?管理栄養士が徹底解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修管理栄養士:
都々地尾 ゆき(管理栄養士)
目次 -INDEX-
「カフェイン」とは?

カフェインは、コーヒーや紅茶、緑茶、エナジードリンクなどに含まれる天然のアルカロイドであり、主に中枢神経系を刺激する作用を持ちます。コーヒー豆や茶葉から抽出されたカフェインは食品添加物としても登録されており、清涼飲料水やガムなどに人工的に添加される場合もあります。さらに、カフェインは風邪薬や眠気防止薬、酔い止め薬等の市販の医薬品にも含まれていることがあります。
カフェインの離脱症状

頭痛
カフェイン離脱による頭痛は、脳の血管拡張によって生じる拍動性の痛みです。離脱後12〜24時間以内にこめかみや後頭部が痛み、数日続くことがあります。対処法としては、水分補給と安静のほか、市販の頭痛薬を使用することで症状が和らぐ場合があります。
カフェインを少量摂取して徐々に減らす方法もありますが、症状が悪化したり長引く場合は、頭痛外来や神経内科を受診し、カフェイン摂取歴を伝えてください。
著しい倦怠感や眠気
カフェインには覚醒作用があるため、摂取を減少または中止することで、強い倦怠感や眠気を感じることがあります。多くの場合睡眠をとることで少し回復しますが、完全に回復するまでには時間がかかることもあります。
不快または抑うつ気分、いらいら
カフェインは神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンの分泌を促進し、気分を高める効果があります。そのため、カフェインを急に減らすと、精神的な不安定さや抑うつ気分を感じることがあります。また、些細なことにイライラすることが増えることもあります。
集中困難
カフェインには認知機能を高め、集中力を向上させる効果があります。摂取を中止したり減らしたりすると、脳の働きが一時的に鈍くなり、集中力が低下することがあります。
インフルエンザ様の症状(吐き気、嘔吐、筋肉の痛みやこわばり)
カフェインは体内で刺激的な作用を持ち、摂取を急に止めることで体が不調を訴えることがあります。これにより、吐き気や嘔吐、筋肉痛やこわばりといった症状が現れることがあります。これらはまれに「インフルエンザ様」と表現されることもありますが、一般的な離脱症状ではなく、一部の人に限られるため、強い体調不良を感じる場合は医療機関を受診しましょう。
カフェインの離脱症状はどれくらい続く?

カフェインの摂取を中断すると、12~24時間以内に離脱症状が現れ始め、1~2日後にピークを迎えることが多いとされています。
これらの症状は、通常2~9日間続くと報告されています。
上記症状を軽減させる対策としては、急激にカフェインを中断するのではなく、少量ずつ徐々に減らしていくと良いでしょう。いつまでも続く場合は、病院への受診をおすすめします。
「カフェインの離脱症状」についてよくある質問

ここまでカフェインの離脱症状を紹介しました。ここでは「カフェインの離脱症状」についてよくある質問に、メディカルドック監修管理栄養士がお答えします。
カフェインが抜けるとどんな症状が現れますか?
都々地尾 ゆき
カフェインが抜けると、頭痛、倦怠感や眠気、気分の落ち込みや苛立ち、集中力の低下などの症状が現れる場合があります。
カフェインの摂取を急に止めるとどうなりますか?
都々地尾 ゆき
カフェインの摂取を突然中止した場合、上記のような離脱症状が現れることがあります。これらの症状は、カフェインに対する身体的依存が関係しており、カフェイン摂取歴が長い人ほど現れる傾向にあります。
カフェインが体内に抜けるまでどれくらいかかりますか?
都々地尾 ゆき
カフェインが体内から完全に抜けるまでの時間は個人差がありますが、一般的に4~6時間でカフェインの半分以上が肝臓で分解され、尿として排出されると言われています。完全に消えるまでには12時間ほどかかることもあります。
編集部まとめ
普段から身近にあるカフェインですが、適量の摂取であればパフォーマンスを高めるためには良いですが、摂り過ぎると死に至るケースも報告されています。特に空腹時の多量摂取やアルコール飲料との併用は危険です。
主食・主菜・副菜の揃ったバランスの良い食生活を心掛け、食後に楽しむ程度にカフェイン摂取を楽しんでください。
「カフェイン」と関連する病気
「カフェイン」と関連する病気は8個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。
神経科の病気
- 不眠・睡眠障害
- うつ
- 意識障害
内科の病気
- 頭痛
- 悪心
- 嘔吐
「カフェイン」と関連する症状
「カフェイン」と関連している、似ている症状は8個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。