マンモグラフィの痛みは軽減できる?受けるべき時期と「豊胸後」の代替検査【医師解説】

乳がんの早期発見に欠かせない「マンモグラフィ検査」。「豊胸手術をしていたら受けられないのでは?」 と不安に思う人もいると思いますが、実際はどうなのでしょうか。今回は「登戸ブレストケアクリニック」の土屋先生に、豊胸術後のマンモグラフィ検査の流れや注意点について解説していただきました。

監修医師:
土屋 聖子(登戸ブレストケアクリニック)
編集部
実際のマンモグラフィ検査について教えてください。
土屋先生
乳房を専用の板で挟んで延ばした状態で上下・左右の2方向から計4枚の撮影をおこないます。圧迫は数秒ですし、検査自体にかかる時間も10〜15分程度なので、体への負担の少ない検査です。
編集部
検査時の痛みが心配です。
土屋先生
圧迫による痛みを感じる人もいらっしゃいますが、個人差があります。生理前は乳房が張って痛みを感じやすいため、その時期を避けると比較的楽に受けられます。事前に不安があれば遠慮なく、放射線技師や医師に相談してみてください。
編集部
マンモグラフィ検査以外の検査方法についても教えてください。
土屋先生
マンモグラフィ以外の検査には、問診や視触診、超音波検査(乳腺エコー)があります。さらに詳細な検査が必要であれば、MRI検査をおこなう場合もあります。超音波検査は、豊胸手術後だけでなく、ペースメーカーを装着している人や妊娠・授乳中の人にもマンモグラフィ検査の代替検査として適しています。これらの検査の結果により、必要に応じて病理検査(細胞診や針生検など)を追加でおこないます。特に豊胸術後などで、1つの検査での評価が難しい場合などは、複数の画像検査を組み合わせるなどの対応をして診断精度を高めることもあります。
※この記事はメディカルドックにて<マンモグラフィ検査は豊胸手術をしたら受けられない? 検査の流れや注意点も医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。



