ヒアルロン酸注射で失敗したくない人へ! 医師が語るヒアルロン酸注射の注意点

「フェイスラインをすっきりさせたいけれど、手術には抵抗がある……」。そんな方に人気なのが、ヒアルロン酸を使った小顔治療。注射だけで輪郭を整えられるため、比較的手軽に受けられるのが魅力のようです。今回は、ヒアルロン酸を注射するときの注意点について、「あんどう歯科・美容皮フ科」の安藤先生に解説してもらいました。

監修医師:
安藤 かおり(あんどう歯科・美容皮フ科)
編集部
ヒアルロン酸の小顔治療は、どんな人におすすめですか?
安藤先生
顔の輪郭を整えたい方、顎が小さく、フェイスラインがぼやけている方、たるみが気になっている方、自然な方法で小顔になりたい方に適しています。ただし、脂肪が多い方は脂肪溶解注射などの方が効果的な場合もあります。
編集部
ヒアルロン酸注射の注意点はありますか?
安藤先生
シワをはじめとして、フェイスラインなどに対するヒアルロン酸注射は保険適用外となります。また、全ての医療処置にも言えることですが、副作用のリスクもありますので、信頼できる医療機関で施術を受けることをお勧めします。
編集部
ヒアルロン酸注射について、ほかに知っておいた方が良いことはありますか?
安藤先生
副作用のリスクとしては、血栓ができることも稀にありますし、施術後、数ヶ月経ってから、風邪やワクチンなどがきっかけで腫れたり、しこりになったりすることもあります。だからこそ、アフターフォローがしっかりしている医療機関で施術を受けることをお勧めします。
編集部
最後に、メディカルドック読者へのメッセージがあればお願いします。
安藤先生
日本人が比較的顎が小さく、加齢とともにフェイスラインがもたつきやすくなる傾向があります。ヒアルロン酸注射をすると顔がすっきりすることが期待できますので、手術などをせずにナチュラルに小顔になりたい人、年齢とともに大きくなってきたような気がする方にはおすすめです。
※この記事はメディカルドックにて<「ヒアルロン酸注射」で小顔になるのはどういう原理?受けるときの注意事項も解説>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。




