薄毛は進行する! 専門医が解説する「手遅れになる前」に始めるべき2つの治療アプローチ

「紫外線を浴びると抜け毛が増える」「毛深い人は将来ハゲやすい」「秋になると髪が抜けやすい」。こうした薄毛にまつわるウワサを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか? これらの情報の中には根拠のあるものもあれば、誤解や思い込みによるものもあるようです。今回は、薄毛にはどんな治療があるのか、ルートレディースAGAクリニックの清水先生に解説してもらいました。

監修医師:
清水 弘太郎(ルートレディースAGAクリニック)
編集部
薄毛が気になったらどうしたら良いでしょうか?
清水先生
早めに医療機関に相談することをお勧めします。AGAもFAGAも進行性であるため、放っておくと進行し、薄毛の範囲が広がっていくだけでなく、治療の効果も出にくくなってしまいます。
編集部
医療機関に行った場合、どんな治療をするのですか?
清水先生
まずは薄毛の原因を見極め、「発毛力を高める」「抜け毛を減らす」この2つのアプローチで治療を開始します。治療としては薬物療法が中心となりますが、医療機関によっては、ほかの治療やサプリメントの処方、栄養指導や生活習慣の見直しなどのアドバイスも受けることができます。
編集部
治療にあたり、注意点などはありますか?
清水先生
これらの薄毛治療は保険の適用外となるため、事前に費用をしっかり確認しておくことが大切です。また、薄毛治療に限らず、すべての治療には副作用のリスクが伴います。そのため、治療を受ける前に十分な説明を受け、内容を理解し、納得したうえで治療に進むことをお勧めします。
編集部
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
清水先生
薄毛は非常に個人的な悩みのため、ネット上の様々な噂に流されてしまう方が多いと感じています。効果があるかわからない高額な商品を購入してしまうなどの話も聞きますが、大切なのは正しい情報を知ることです。薄毛が気になったら、1人で悩まずに専門のクリニックに相談することをお勧めします。当院にも、たくさんの女性がいらしていますので、気軽にご相談いただければと思います。
※この記事はメディカルドックにて<「毛深い人はハゲる」「紫外線で抜け毛が増える」の噂は本当? 医師が解説>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。




