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『クマ』の専門家が「どう対処すべきか」を解説 “黒クマ・茶クマ”対策とは

 公開日:2025/11/17

目の下のクマに悩む人は多いと思いますが、原因やなりやすい人の特徴はご存じですか? 目の下にクマがあると、男女問わず実年齢よりも老けて見えたり、疲れて見えたりなど、他人に好印象を与えません。クマ対策で重要なのは、肌質に合わせて適切に対処することです。目のクマを改善するセルフケア・対処法について、「アンジークリニック」の名倉先生に教えていただきました。

名倉 直彌

監修医師
名倉 直彌(アンジークリニック)

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東京医科大学医学部卒業。その後、東京医科大学茨城医療センター勤務、都内の美容クリニックで院長を務める。2021年、東京都渋谷区に「アンジークリニック」を開院。日本外科学会、日本甲状腺外科学会、日本臨床外科学会、日本形成外科学会、日本乳癌学会、日本外傷学会の各会員。

編集部編集部

クマを改善するにはどうしたらいいのでしょうか?

名倉 直彌先生名倉先生

まず、青クマの場合は、血行不良を改善する必要があります。「睡眠不足にならないようにする」「栄養バランスの良い食事を心がける」「適度な運動を続ける」などを意識しましょう。また、目の周りを十分に保湿することも血流の改善につながります。そのほか、特に目をよく使う仕事の人などは、ホットアイマスクがおすすめです。

編集部編集部

茶クマの対処法についてはいかがでしょうか?

名倉 直彌先生名倉先生

茶クマの場合には、まずは日頃のケアの仕方を見直してみましょう。「メイクやクレンジングのときにこすっていないか」「保湿やUVケアは十分か」などを確認し、色素沈着やシミをできるだけ防ぐことが大切です。

編集部編集部

黒クマはどうですか?

名倉 直彌先生名倉先生

皮膚自体にたるみが生じてできた黒クマや、脂肪の突出が原因による黒クマ・赤クマの場合は、セルフケアで対処するのは困難です。

編集部編集部

クマの種類によっては、セルフケアで改善できないこともあるのですね。

名倉 直彌先生名倉先生

はい。血行不良が原因のクマのように、種類によっては日常生活を見直すことで改善が期待できるものもあります。しかし一方で、茶クマは色素沈着、黒クマは加齢が主な原因となっており、これらをセルフケアで完全に解消することは困難と言えるでしょう。誤ったケアで悪化させないためにも、早めに専門医へ相談することをおすすめします。

※この記事はMedical DOCにて<「目の下のクマ」の原因・なりやすい人の特徴はご存じですか? クマの種類別の対処法・治し方も医師が徹底解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

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