不整脈を起こしやすい生活習慣とは? 注意すべき危険な不整脈についても医師が解説
公開日:2025/03/24

不整脈の中には、脳梗塞や心不全を引き起こす危険なものもあります。特に心房細動は健康寿命に大きな影響を与える不整脈の一つで、自覚症状がないまま進行し、脳梗塞を発症して初めて気づくケースも少なくありません。危険な不整脈の特徴や発症リスクについて、山本先生に伺いました。
編集部
危険な不整脈もあるのですか?
山本先生
もちろんあります。代表的なものは「心房細動」で、脳梗塞や心不全の原因となり健康寿命に大きな影響を与える不整脈です。動悸やめまいなどで発見されるケースも多いですが、ずっと無症状だったけど、脳梗塞を起こして初めて発見されることも多く、注意が必要です。
編集部
不整脈の原因はなんですか?
山本先生
特に原因疾患のない突発性の不整脈が多いのですが、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や心臓弁膜症といった基礎心疾患がある場合、甲状腺異常や肺に病気がある人などは不整脈になりやすい傾向にあります。
編集部
ほかに何か要因はありますか?
山本先生
不整脈の発症リスクはいくつか分かっています。加齢や高血圧、糖尿病などは不整脈を起こしやすくします。また、喫煙やストレス、肥満、過剰な飲酒、睡眠不足や疲労なども不整脈のリスク因子となります。

監修医師:
山本 哲平(あきはばら心臓血管・内科)
プロフィールをもっと見る
日本医科大学医学部卒業後、日本医科大学千葉北総病院や日本医科大学付属病院などで経験を積み、2022年10月より現職。医学博士、日本循環器学会循環器専門医、日本不整脈心電学会不整脈専門医、日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本不整脈心電学会評議員。
※この記事はメディカルドックにて<【心臓の専門医に聞く“不整脈”】原因は肥満や喫煙などの生活習慣の乱れ?>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。