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手遅れになる前に… 「変形性関節症」を放置したリスクと今すぐできる対策とは【医師解説】

 公開日:2025/03/23
変形性関節症になったらどうすればいい? 放置するとどうなるの?

変形性関節症は、一度発症すると完治が難しく、進行を食い止めることが重要になります。関節の痛みを放置すると、さらに負担がかかり、やがては関節が機能しなくなることも。では、進行を予防するためには何ができるのでしょうか? 日常生活で気をつけるべきポイントや、効果的な対策について「田中整形外科医院」の田中先生に伺いました。

編集部編集部

変形性関節症を発症したら、どうすればいいのでしょうか?

田中 秀先生田中先生

変形性関節症は、一度発症してしまうと完治するのは困難です。そのため、早期に発見して進行を予防していくのが治療の目的となります。

編集部編集部

変形性関節症を放置するとどうなるのですか?

田中 秀先生田中先生

衝撃の吸収や滑らかに動かすことができなくなった関節を無理に使い続けていると、関節面にさらに負担がかかります。その結果、痛みも増しますし、その関節自体が機能を失っていくだけでなく、症状のある関節を庇おうとしてほかの関節にも負担がかかってしまいます。機能しなくなった関節は、人工関節置換術などの手術をするしかありません。

編集部編集部

具体的に、どのように進行を予防していくのでしょうか?

田中 秀先生田中先生

関節にかかる負担を減らすのがポイントです。とくに足の関節の場合、過体重の人は体重を減らすのがとても大事ですね。それに加えて、適度な運動をして筋力を維持することも大切です。

田中 秀

監修医師
田中 秀(田中整形外科医院)

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久留米大学医学部卒業。医学博士。日本整形外科学会整形外科専門医・認定リウマチ医・認定スポーツ医・認定リハビリテーション医、日本抗加齢医学会専門医。

※この記事はメディカルドックにて<「変形性関節症」になりやすい人の特徴はご存じですか? 症状・対処法も医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

この記事の監修医師

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