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自覚症状なしでも可能性あり? 「性感染症」のサインと受診のタイミングを医師が解説!

 公開日:2025/03/19
性感染症を医師が説明 どんな症状がある? 症状がない場合もあるってホント?

性感染症は、主に性行為を通じて感染する病気の総称です。梅毒やHIV、クラミジア感染症、ヘルペスウイルス感染症などが代表的です。「シュシュレディースクリニック 戸田公園」の前出先生に性感染症についてお話を伺いました。

編集部編集部

「性感染症」について教えてください。

前出 喜信先生前出先生

「性感染症」とは、性行為で主に感染する病気の総称で、STI(Sexually Transmitted Infections)とも言われます。代表的な性感染症として、梅毒やHIVのほか、クラミジア感染症やヘルペスウイルス感染症、トリコモナス感染症などがあります。

編集部編集部

どんな症状が出るのですか?

前出 喜信先生前出先生

感染症の種類によって症状もさまざまですが、おりものの量が増えた、色がいつもと違う、匂いが気になる、ほかには性器の痒みや痛み、不正出血などは性感染症のサインです。また、排尿時の痛みや違和感なども症状としてありますので、これらに気がついたら、早めの受診をお勧めします。

編集部編集部

ほかにも、受診したほうが良い場合などありますか?

前出 喜信先生前出先生

そうですね。先ほどの症状がみられた場合はもちろん、新しいパートナーと付き合い始めた時や、不安な性交渉があった時、パートナーが性感染症になった時などには、早めに受診していただければと思います(症状がない場合は自費での検査となります)。

前出 喜信

監修医師
前出 喜信(シュシュレディースクリニック 戸田公園)

プロフィールをもっと見る
日本産科婦人科学会認定専門医、日本性感染症学会認定医、日本周産期・新生児医学会周産期専門医。1997年、島根医科大学医学部(現・島根大学医学部)卒業後、島根大学医学部附属病院 産科婦人科 助教や鹿児島市立病院 総合周産期母子医療センター科長、熊本福田病院地域周産期医療センター 新生児科部長などを経て現職(シュシュレディースクリニック 戸田公園 院長)。「怖くない、痛くない、面倒くさくない」をモットーに、相談して良かったと安心していただけるような診療を日々心がけている。

※この記事はメディカルドックにて<排尿時の痛みや陰部の不快感… マイコプラズマ・ウレアプラズマ感染症(性病)とは? 医師が症状を解説>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

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