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【定期健診】大腸内視鏡検査は日帰り可能! 痛みを感じるのは全体の2割?

 更新日:2024/04/04

定期的に受診することを勧められる「大腸内視鏡検査」ですが、忙しくて受診の時間が取れない、痛そう、辛そうと感じている方は多いのではないでしょうか? 実は、大腸内視鏡検査は日帰りで受診できる検査であり、痛みを感じる人は全体の2割程度だそうです。医師の伴野先生に詳細をお聞きしました。

伴野 繁雄

監修医師
伴野 繁雄(中目黒アトラスクリニック)

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東京医科大学を卒業後、東京女子医科大学消化器病センター、国立病院機構東京医療センター、八王子消化器病院を経て現職。内科・消化器内科として、内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)を中心に多くの患者治療に携わる。とくに内視鏡については、患者がリラックスして検査を受けられるよう心がけている。

編集部編集部

大腸内視鏡検査(CF)とは?

伴野 繁雄先生伴野先生

大腸の内部を内視鏡カメラで観察する検査です。肛門から挿入し、直腸から結腸もしくは回腸末端にかけて電子スコープを挿入して検査します。「検査」ではありますが、検査中にポリープやがんを疑う病変があった場合には、組織を一部採取したり、ポリープの切除を行ったりすることも可能です。

編集部編集部

なんだか痛そうな印象があります。

伴野 繁雄先生伴野先生

痛そうなイメージを持っている方も多いと思いますが、実際はそこまで痛みを感じない人が多い印象です。個人差はもちろんありますが、違和感や検査中に動けないしんどさなども相まって、そのように認識されているのかもしれません。痛みを感じている人は全体の2割程度というデータもあります。最近は、鎮痛・鎮静剤を使う方も多くいらっしゃいますよ。

編集部編集部

検査に入院は必要ですか?

伴野 繁雄先生伴野先生

検査自体は10〜20分で終わりますので、鎮静剤を使用したとしても日帰りでの検査が可能です。もちろん、検査の目的や検査後の処置などによって、入院が必要な場合もあります。

編集部編集部

大腸内視鏡検査でどんな病気がわかるのですか?

伴野 繁雄先生伴野先生

大腸がんや大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室症、虚血性腸炎など、多くの病気を見つけることができます。とくに、大腸がんの早期発見には大腸内視鏡検査がもっとも有用な検査です。

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