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勉強中のチョコ、いつ食べるのが効果的? 摂取量の目安を併せて管理栄養士が解説

 公開日:2024/05/09
勉強中のチョコ いつ食べる?

勉強や仕事のちょっとした小休憩に、チョコレートを食べる方もいらっしゃるでしょう。実は、勉強しながらチョコレートを食べると集中力が落ちてしまう可能性もあるのです。チョコレートは脳を活性化させると言いますが、一体いつ食べるのが良いのでしょうか。管理栄養管理栄養士の三樹さんを取材しました。

※この記事はMedical DOCにて【「チョコレートが勉強にもたらす3つの効果」とは? 管理栄養士が解説】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

三樹 彩夏

監修管理栄養士
三樹 彩夏(管理栄養士)

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「健康的な生活が普通になるように」をモットーに活動する管理栄養士。東京農業大学を卒業し、内科・小児科に勤務後フリーランスに転身。オンラインでの栄養指導・ライター・プロテインの監修・講師・カフェのスタッフと幅広く活動中。コーチングを意識したカウンセリング、相手の生活に寄り添ったアドバイスで800人以上のダイエットをサポート。現在は習慣化にコミットしたチームで行うダイエットプログラム「チームダイエット」を主催している。

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チョコレートはいつ食べれば勉強に効果的なのでしょう?

三樹彩夏さん三樹さん

消化吸収にかかる時間や血糖値の変動を考慮すると、勉強を始める30分〜1時間前、休憩中がベストです。勉強しながらチョコレートを食べると、身体に余計な負担を増やしてしまいます。すると反対に集中力が落ちるリスクがあるため、オススメしません。

編集部編集部

1回にどのくらいなら食べてもいいですか?

三樹彩夏さん三樹さん

板チョコであれば1〜2かけにしましょう。一度に食べ過ぎると血糖値が乱高下し、低血糖になる恐れがあります。

編集部編集部

甘いものを食べた後に、低血糖になるのですか?

三樹彩夏さん三樹さん

糖分を取り入れると血糖値が上がり、元に戻そうと「インスリン」というホルモンが分泌されます。1回の糖分の量が多いと「インスリン」も多量に分泌されてしまうため、血糖値を元に戻すどころか下げ過ぎてしまう事態が起こります。こうして低血糖になると、眠気やだるさが起こり、かえって集中力を落とす原因になりかねません。砂糖が多いチョコレートほど注意が必要です。

編集部編集部

勉強に効果的とはいえ、カロリーが気になります。

三樹彩夏さん三樹さん

食事摂取基準では、1日に摂っても良い間食のカロリーは200kcalです。板チョコ1かけ約30kcalなので、1日6かけまでに抑えましょう。またカカオ高配合の商品を選ぶことで、砂糖のとり過ぎを防ぐことができます。

この記事の監修管理栄養士

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