「プロテインが美味しくない…」管理栄養士がオススメする美味しく飲めるアレンジ方法
「健康のためにプロテインを飲み始めたけど、不味くて飲むのがきつい……」と感じる人は多いのではないでしょうか? 今回は、プロテインを美味しく飲むポイントについて「管理栄養士」の小山さんに解説していただきました。
監修管理栄養士:
小山 有美(管理栄養士)
編集部
「プロテインは美味しくない」というイメージがあり、あまり飲みたくありません……。
小山さん
プロテインが日本に広まり始めた1980年代~90年代は、プロテインは美味しくないのが当たり前でした。しかし、現在ではジュース感覚で飲めるフレーバーが数多く登場し、毎日美味しく飲み続けられるものに改良されています。一度試してみてはいかがでしょうか。
編集部
水に溶かして飲むだけでは飽きてしまいそうです。アレンジする方法はありますか?
小山さん
牛乳や豆乳、食物繊維が豊富なアーモンドミルクに溶かして飲むこともできます。また、ヨーグルトに混ぜる、スムージーに混ぜるという方法もいいですね。味のないパウダータイプのプロテインであれば、味噌汁やシチューなどに入れると、手軽にたんぱく質の補給ができます。
編集部
食事+プロテインだとカロリーオーバーが気になります。食事をプロテインのみに置き換えてもいいですか?
小山さん
食事は炭水化物、脂質、たんぱく質の3大栄養素をバランスよく摂ることが基本です。プロテインだけではたんぱく質のみに栄養素が偏ってしまいます。3大栄養素がバランス良く補給できないと、プロテインで摂ったたんぱく質が体内でうまく使われず、効果が半減してしまうかもしれません。たんぱく質が不足していると感じた食事の後、もしくは間食時にプロテインを足すようにしましょう。カロリーが気になる場合は脂質の低いソイプロテインを選ぶと良いでしょう。