ホワイトスポットとは

ホワイトスポットとは

ホワイトスポットとは、歯の表面に白い点々とした模様が発生することを言います。
歯の表面のエナメル質が酸性になることで、カルシウム成分が少なくなり、脱灰（だっかい）というむし歯の初期症状の状態です。
治療としては、軽度の場合フッ化物を塗布し、穴が開いている場合はコンポジットレジンを詰めます。また現在は歯を削らないで、薬剤を塗布することによりホワイトスポットを改善する治療法も出てきました。

治療上のメリット

・歯を削らずに治療できることがある
・削らない場合は麻酔がいらない

デメリット

・薬剤の塗布により治療した箇所にホワイトニングは不可
・生まれつき歯にホワイトスポットがある場合は適用できない
・奥歯の噛み合わせ面には適用できない
・むし歯の状態によっては薬剤の治療が適用できない場合もある
・ホワイトスポットが出来る原因を治してないと、再びホワイトスポットが現れたりむし歯が進行したりします。

治療期間

治療期間は、どの治療でも基本的に1回の通院で治療が終了します。
また、ホワイトスポットが出来てしまう原因への対処は定期的なメインテナンスと日々のセルフケアにかかっています。

費用相場

費用は、歯1本につき2～3万円が一般的な相場になります。
医院によっては、別途診察費がかかります。

注意点

治療期間や費用は、治療内容などによって大きく異なる場合があります。