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ローフリクションブラケットとは

 更新日:2023/03/27

ローフリクションブラケットとは

ローフリクションブラケットとは、歯科矯正に使用される器具の一種です。ブラケットは通常全ての歯に装着しワイヤーを結紮して歯を動かすものですが、ローフリクションブラケットは結紮をせずに使用できるものが多いのが特徴です。多くはブラケット本体に開閉式のシャッターがついており、そのシャッターを閉じることでブラケットにワイヤーを固定できます。簡単な設計なので装着が容易で、痛みを軽減しながら歯を動かせる画期的なブラケットとなっています。

メリット

・痛みが少ない
・歯の移動速度が速くなる
・装着の時間が短縮できる
・歯周組織が弱い方でも対応できる場合がある

デメリット/副作用

・装置の構造が複雑なため高価
・装置がやや大きく違和感を感じる場合がある

治療期間

ローフリクションブラケットを用いた矯正治療の治療期間は通常1~3年とされる期間より短くなり、1カ月半~2カ月に1回の通院で済みます。

費用相場

ローフリクションブラケットを用いた矯正治療の費用相場は80~100万円程度とされています。

注意点

治療期間や費用は、治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修歯科医師