ロスフィロソフィーとは

ロスフィロソフィーとは

ロスフィソロフィーとは、アメリカのロナウド・ロス医師が築き上げた、歯並びを整えるだけでなくかみ合わせも考慮した矯正歯科治療の診断と治療の考え方です。
具体的にはスプリントと呼ばれる着脱可能な装置を使い顎関節の補正を行い、安定を図ったうえで矯正治療を行っていきます。この治療を行うことで一部の歯に負荷が集中せず均等な力で咀嚼が可能となり、頭痛や肩こり、顎の痛みなど予防、さらには歯の健康寿命を延ばすことにも繋がるとされています。

メリット

・噛み合わせを考え矯正することで頭痛、肩こり、顎の痛み、などのトラブルも予防できる
・歯並びが整う
・歯肉などの周辺組織に優しい
・顎関節、噛み合わせから整えるため顔立ちが整う

デメリット/副作用

・治療期間が長い
・高度な技術が必要なためロスフィソロフィーを学んだ歯科医師にしか行えない

治療期間

まずは顎関節を調整してから矯正治療に取り掛かるため通常の矯正治療よりも長い期間が必要となります。多くの場合は1年半から3年程度を要します。

費用相場

ほとんどの場合が自費負担となっていますが、手術を行わなければできないような矯正治療の場合には保険適用となる場合もあります。
自費負担の成人矯正の場合は、80～100万円程度が相場となります。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。