歯が抜けるだけじゃない!糖尿病・脳梗塞とも関連する「静かなる病気」から将来の健康を守る鍵

「今まで当たり前のように存在していた歯が、もしも抜け落ちてしまったら?」
「食べ物をうまく噛むことができず、笑った時に少し不格好になるかな。」ということまでは多くの人は想像できるかもしれませんが、実はもっと重大な症状が隠れている場合もあるそうです。
しかも、実は多くの方は、身近にそのリスクが存在しているといったらどうでしょう?
この記事では、お口に静かに忍び寄る影「歯周病」の自覚症状と、重症化したときの症状、その対処法についてご紹介していきます。
最後まで目を離さず、自分事だと思ってご覧ください。

監修歯科医師:
小堀 瑛一(うららか歯科)
平成24年 日本歯科大学新潟生命歯学部卒業
平成25年 日本歯科大学附属病院研修医終了
平成25年 日本歯科大学附属病院総合診療科勤務
(歯周治療チーム・顎関節症診療センター併任)
その他、東京埼玉千葉などの複数の歯科医院に勤務
平成30年 うららか歯科 院長
目次 -INDEX-
このサインが出たら要注意!歯周病でみられる自覚症状
歯周病の対処について紹介する前に、歯周病と疑うべき重要なサインについて記載しなくてはならないでしょう。「歯周病は痛くなってから発症する」と思っている方は多いかもしれませんが、実はその逆。歯周病の初期はほとんど痛みが出ずに始まり、そして進行するため、サイレントディジーズ(静かなる病気)と呼ばれています。以下のようなサインがある場合、すでに歯周病が進んでいる可能性があります。
歯ぐきから出血する
歯と歯ぐきの境目に歯垢(プラーク)が溜まると細菌が増え、歯ぐきに炎症が起こります。身体が細菌と戦う過程で血管が拡張し、ちょっとした刺激でも出血しやすくなるのが特徴です。「強く磨いたから出血した」と思われがちですが、歯ぐきからの出血は実は歯周病の代表的な初期症状です。
歯が揺れてきた気がする
炎症が長期間続くと、歯を支える骨(歯槽骨)が少しずつ溶けていきます。その結果、歯が浮く・噛むと違和感がある・揺れている気がするといった症状が生じます。重度になると膿が出たり、痛みを伴うこともあります。
口臭が強くなった
口臭の約9割は口の中のトラブルが原因と言われています。歯周病になると歯周ポケットが深くなり、空気を嫌う「嫌気性菌」が増加します。この細菌が産生する硫化水素・メチルメルカプタンといった成分が、強い口臭のもとになるのです。これらの症状は、歯周病が静かに進行しているサインです。ひとつでも当てはまる場合は放置せず、早めの受診をおすすめします。
歯周病と全身疾患の深い関係
歯周病は「口の中だけの病気」と思われがちですが、実際には全身に影響を及ぼすことがわかっています。歯ぐきで起きた炎症や歯周病菌が血管を通じて全身へ広がり、さまざまな病気のリスクを高めるのです。
糖尿病
歯周病による炎症でつくられる物質は、血糖値を下げる働きを悪化させます。そのため歯周病があると糖尿病が進行しやすく、血糖コントロールが難しくなることも。
動脈硬化・狭心症・心筋梗塞・脳梗塞
歯周病菌は、血管に炎症を起こして動脈硬化を進める物質をつくります。これにより血管内にプラーク(沈着物)ができやすくなり、血流が悪くなると狭心症の原因に。プラークが破れて血栓ができると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことがあります。歯周病のある人は脳梗塞のリスクが約2.8倍ともいわれ、全身の血管にも影響を及ぼす病気です。
誤嚥性肺炎
高齢者の死亡原因としても知られる誤嚥性肺炎。口の中の歯周病菌が誤って気管に入り、肺で炎症を起こします。
早産・低体重児出産
妊婦さんが歯周病にかかっている場合、早産や低体重児出産の危険が最大7倍に高まるとされています。
関節リウマチ
近年では、リウマチ症状により炎症を起こした関節から歯周病菌の成分が検出された例もあり、歯周治療を行うことでリウマチの症状が改善したという研究もあります。両者の関連性が注目されています。
アルツハイマー病
歯周病は、認知症の中でも特にアルツハイマー型との関連が深いとされています。
歯周病予防のためにできること
歯周病は、原因となる歯垢(細菌)をしっかりコントロールできれば予防できる病気です。次のようなケアを続けることが大切です。
・正しいブラッシングと歯間清掃(フロス・歯間ブラシ)
・口腔ケア習慣の徹底(1日3回の歯磨き)
・よく噛んで唾液を増やす習慣(口の乾燥を防ぐ)
・定期的な歯科検診・クリーニング
「しっかり歯磨きしているから大丈夫だろう」
実は大丈夫ではありません!セルフケアだけでは落としきれない汚れもあるため、3ヶ月に一度、歯科医院で定期検診・クリーニングすることがおすすめです。歯科医院では、まず患者さんに正しい口腔ケア方法をお伝えし、日常のブラッシングでは届かない部分の歯垢・歯石を除去して歯周病の進行を抑えます。しっかりと毎日歯磨きをしている人でも、自分では気づいていない磨けていないところもあります。しっかりと磨いている人ほど、定期的に歯科医院に通いケアをしていくことをおすすめします。
歯周病予防治療とは?
歯周病予防治療とは、歯ぐきの炎症や歯を支える骨の破壊を「起こってから治す」のではなく、起こさないようにする・悪化させないようにすることを目的としています。歯周病は放置すると歯を失う原因にもなるため、早めのケアがとても重要です。うららか歯科では、以下の予防処置を組み合わせて、歯周病の発症や悪化を防ぎます。
定期的な歯周組織検査(歯周ポケット・出血・動揺のチェック)
レントゲン検査(歯槽骨の状態を確認)
噛み合わせの検査(入れ歯やインプラントも含む)
むし歯のチェックと併せて、今入っている詰め物、被せ物の適合の確認
プロによる歯磨き指導(フロス・歯間ブラシの選び方も含む)
歯石・プラークの除去(スケーリング)
歯ぐきの中の歯石を取り、歯根の表面を滑沢に整え汚れを付きにくくする(ルートプレ-ニング)
エアフローによるバイオフィルム・着色除去(自費)
上記のように、検査を行い、今の現状を把握します。そして、日々の歯磨き(セルフケア)が行えるよう確認しています。その後、歯石除去やクリーニングなど(プロフェッショナルケア)を行い、歯周病を長期的にコントロールしています。
なぜ歯周病予防が大切なの?

歯周病は気づかないうちに進行する上に、いったん悪化すると完全に元どおりに戻すのが難しい病気です。だからこそ、早い段階から定期的なケアを続けて、進行を食い止めることが大切です。歯周病予防に取り組むことで得られるメリットは次のとおりです。
・歯を失うリスクが下がる
・治療の回数が減り、通院や費用の負担が軽くなる
・痛みを伴う処置が少なくなる
・健康寿命が延びる
・全身の病気を予防できる
・口臭予防にもつながる
歯を失うことのリスクは想像以上に大きいです。歯を失うと周辺の歯が移動し、ご飯が食べづらくなり、全身の健康に影響を及ぼす可能性が高いです。咀嚼能力が低下すると認知症のリスクも上がるといわれています。また、噛み合わせの悪化による虫歯や顎関節症、入れ歯やインプラントによって治療費がかかるなど、経済面の影響も否定できません。
歯周病は放置していると歯周病菌が悪さをします。また、一度しっかりと治療をした後もそのあと放置をしてしまうと、歯周病菌はお口のなかにいる常在菌ですので再び悪さをしてしまいます。そのため、「自覚症状がないうちから通う」「治療後も定期的にメンテナンスする」ことが健康を守るいちばんの近道なのです。
どんな人に歯周病予防治療がおすすめ?

・歯ぐきからの出血・腫れがある
・歯が揺れる感じがする
・口臭が気になる
・30代以降で歯周病が心配
・糖尿病や動脈硬化などのリスクがある
・妊娠中で口腔環境が変化しやすい
・将来も自分の歯で食事を楽しみたい
・忙しくて通院を後回しにしがち
こうした方には、特に予防治療がおすすめです。
うららか歯科の予防治療の特徴

痛みを和らげる取り組みを特に重視!
うららか歯科の方針として急患は可能な限り即日対応しています。歯の痛みや腫れがある場合は早期に対応し、症状の改善に向けて丁寧にフォローします。
また、治療においても麻酔や処置も、なるべく痛みが少なくなるよう配慮し、器具にもこだわっています。また、事前にしっかりと説明をすることで、痛みだけでなく不安も解消するよう心がけています。
歯周病は「静かに進む病気」で、気づいたときには歯ぐきの腫れや出血、口臭、歯の揺れなど、日常生活に不安を感じる症状が出ることがあります。不安な時だからこそ、すぐに診てもらえ、かつ痛みに配慮してくれるのがうららか歯科。患者さんに大切に寄り添っていくことを第一に考えています。
まずはご自身のお口の現状を知って欲しい!
うららか歯科では、来てくださる皆さま一人ひとりのペースに合わせて治療を行っています。「歯医者は怖くて痛い所」「始めたらずっと通院でなかなかおわらない」「自費で高い治療を無理矢理すすめられる」といった、ネガティブな気持ちを持っている方もいると思います。
そうした不安を解消するためにも、対話を通して、信頼関係をとにかく大切にして、無理のないその人に合ったペースで、治療計画を立てるよう心がけています。
そのためにも、まずは、お口の中の現状を検査によって正確に調べ、そして本人に知ってもらうことが一番大切だと考えています。
ご自身のお口の現状を知ってもらうことで、そして歯周病をはじめとした病状を知ってもらうことで、一緒にどう改善し、健康になっていくかを一緒に考えていきたいと思います。治療方法、必要な期間、改善の見込み、その後の予後についてもわかりやすく説明するよう努めています。
保険診療に加え、エアフローを用いた質の高い歯周病予防ケア
歯周病を良い状態で維持するには、セルフケアをしっかりと行って頂くことに加え、定期的に歯科医院に赴き、プロフェッショナルケアをしてもらうことをおすすめします。うららか歯科では、通常の保険診療での歯周病治療、クリーニングに加えて、歯周病の再発予防に役立つエアフローという処置を実施しています。水と専用パウダーをジェット噴射し、歯周病の原因となるバイオフィルムや着色を短時間で除去するものです。痛みが少なく、細かい所まで着色やプラークを除去できるのでインプラント周囲や矯正のブラケット装置の周りなど通常の保険診療でのクリーニングでは取ることのできないところまで綺麗にすることができます。うららか歯科では、定期的に検診をしている方の多くは、毎回の検診ごとにエアフローを希望されています。ご興味のある方は、初回は無料ですので、一度体験してみてはいかがでしょうか。
歯周病予防以外の高度な専門的治療
うららか歯科は、歯周病予防の専門歯科医院ですが、それ以外にも多くの治療を行っています。
通常のむし歯治療や根管治療のほかに、小児歯科、顎関節症の治療、親知らずの抜歯、ホワイトニング、審美治療、入れ歯治療、口腔がん検診、口腔機能低下症の検査、スポーツ用マウスガード、いびき防止装置など、幅広く行っております。
歯周病予防のほかに並行して、一人ひとりのお悩みや希望にも柔軟に対応できますので、何なりとご相談ください。
「続けられる歯医者さん」を目指して
繰り返しとなりますが、歯周病は、治療が終わってからの定期的なメンテナンスがとても重要です。そこで当院では、無理なく通い続けていただけるよう工夫を行っています。
予防のため定期的に通院できるよう、できる限り希望の日時で予約を取りやすい体制作りが行われており、平日は19時まで、土曜日も16時までと仕事や家事、学業などで忙しい方も通いやすい診療時間に加え、大型駐車場が完備され鶴瀬駅西口から徒歩10分の立地なので車や電車でも受診しやすい歯科医院です。ベルクの中にあり、お買い物ついでに気軽に受診できる点も特徴です。
また、予約の際は電話以外に、初診・再診ともにうららか歯科のHPから24時間WEB予約機能が使用できるため、いつでも予約が取れる点、LINEもしくはメールにて前日の来院日時の確認ができる点も嬉しいポイントです。(LINE未使用の方はリコールハガキを郵送しています。)
歯が痛い、詰め物や被せ物が取れた、など不測の事態に陥った急患の方にも即日に対応する方針をとっています。患者さんが安心して診療を任せられる体制が整っていますね。
以上のことからも、まさに継続して通え、安心・信頼できる歯医者さんといえますね。
将来の健康を守る鍵は「正しいセルフケア」と「定期的な受診」
歯周病は、気づかぬうちに歯を失うだけでなく、糖尿病、心臓病、認知症など、全身の健康を脅かす「静かなる病気(サイレントディジーズ)」です。痛みが出てからでは手遅れになることが多く、完全に元の状態に戻すのは難しい病気だからこそ、早期の予防と定期的なケアが何よりも大切です。
うららか歯科では、患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせたオーダーメイドの予防プランと、質の高い専門的なケアを提供しています。将来も自分の歯で美味しく食事をし、健康寿命を延ばすために、ぜひ一度、ご自身のお口の現状の把握にお気軽にいらして下さい。
歯医者が昔より苦手な方、以前嫌な思いをされた方、育児・介護やお仕事などで通院が続かない方など、歯医者に良いイメージがない方こそ、うららか歯科は優しく面倒見が良く、良い意味で敷居が低く、痛みへの配慮、立地的な通いやすさなどからかかりつけの歯医者として適切ではないでしょうか。
通いやすい立地と環境
東武東上線「鶴瀬駅」西口 徒歩10分
商業施設(ベルク藤久保店)併設で駐車場130台完備
平日・土曜も診療(平日 19時まで)
バリアフリー設計(車イス、スロープ、手すり完備)
うららか歯科は鶴瀬駅から徒歩圏内、ベルクの大型駐車場も利用できるため車でも電車でも気軽に通えます。買い物のついでに気軽に立ち寄りやすいだけでなく、平日は19時まで診療をしているため、仕事帰りでも通院可能です。
当院に興味を持って頂けたご近所にお住まいの方、ご自身や家族のお口の中についてお困りや悩みのある方、自分に合った歯医者探しをしている方などは、ぜひともうららか歯科へお問い合わせされてみてはいかがでしょうか。
うららか歯科の基本情報
アクセス・住所・診療時間
東武東上線「鶴瀬駅」徒歩10分
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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▲ 9:00〜16:00



