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マウスピース矯正のメリットや効果が知りたい!

歯並びや噛み合わせの悪さを気にかけつつも、矯正装置の見た目が気になってしまう、治療に際しての痛みが気がかりで最初の一歩が踏み出せないという方にお勧めしたいのが、マウスピースを用いた矯正治療(マウスピース矯正)です。

透明で人の目を引かず、痛みが少ない、取り外しも可能というのがマウスピース矯正のメリットで、精神的・物理的負担が軽減されます
ここでは、マウスピース矯正について、その種類や効果、得意とする症例、費用などについて、えなつ歯科・矯正クリニック 院長 江夏 国禎先生に伺ってみました。

 

この記事の監修歯科医師
江夏 国禎 (えなつ歯科・矯正クリニック 院長)


 

より自然で見えにくいと評判の矯正装置


 

見えにくい矯正治療への注目

「歯並びを何とか治したいけれど、矯正していることを人に知られたくない」「固定式の矯正装置は虫歯になりそうで怖い」といった悩みを抱えている方は少なくないでしょう。小さなお子さまであっても、矯正装置を人の目にさらしたくないと考えるもの。成人している方にとってはなおさら、切実な問題でもあります。

しかし歯並びや噛み合わせが悪いままでは、見た目を気にするあまりに笑顔になれないといった問題が生じます。また、お口のケアがしづらく、虫歯や歯周病に感染するリスクが高まる、顎関節症や顎変形症、歯ぎしりなどの原因にもなりかねず、健康上でも大きなリスクを抱えることになりかねません。見た目にさほど違和感がない矯正方法で、歯並びや噛み合わせを正すことができればと考えるのは自然な流れです。そこで注目されるのが、「マウスピース矯正」です。


 

マウスピース矯正の特徴

マウスピース矯正は、透明な素材で作られたマウスピースを用いて歯列矯正を行うものです。取り外し可能なマウスピースを1日17時間から20時間程度装着し、少しずつ歯を動かしていきます。

歯が移動し、かたちが変わってきた段階で新たなマウスピースを作製して装着する。これを繰り返すことで、歯並びや噛み合わせを矯正していくのですが、そのメリットは見た目がより自然であること、取り外しが可能なことにあります。ブラッシングの際に取り外せるので、固定式の矯正装置と比較してケアがしやすく、虫歯や歯周病に感染するリスクを軽減することができます。


 

マウスピース矯正の種類

現在ではマウスピース矯正にもさまざまな種類があり、それぞれの特徴をいかした治療が行われています。
イークライナーは、3DのCADシステムを用いて最終的な歯並びをシミュレーションしたのち、そのシミュレーションに基づいて作製したマウスピースを装着するものです。1日につき、20時間以上の装着が必要です。

インビザラインは、世界で100万人以上の症例がある矯正方法です。CTスキャンによって得た情報をもとに治療計画を立案するもので、2ヶ月から3ヶ月に1度の通院ですむことがメリットです。インビザラインの場合も、1日につき20時間以上の装着が必要です。

1日の装着時間が短くてすむのは、DENマウスピースです。1日に8時間から10時間ほど装着するもので、昼間の装着を避けたいという方におすすめです。歯科医院によって取り扱いがあるマウスピースが異なるため、マウスピース矯正の種類を指定したい場合は、下調べが必要になります。


 

マウスピース矯正のメリットを利用した効果的な治療



 

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正には、さまざまなメリットがあります。その最大のものが、気づかれにくいこと。ワイヤーとブラケットを使用する従来の矯正装置と比較すると、装着していることがほとんどわかりません。「見えない矯正」と呼ばれる裏側矯正と比べても、痛みや違和感の少なさ、経済的負担を抑えた価格設定などで分があります。痛みがまったくないわけではありませんが、針金が頬の内側に刺さる、金属に触れることで生ずる痛みがない分、精神的・物理的な負担が軽減されています。

また、食事や口腔内のケアに際して取り外しができるのも大きなメリットです。矯正治療をしていても、普段と変わりない食事を楽しめるのは、生活の質を保つという意味でも重要ではないでしょうか。さらに、矯正用のマウスピースを用いて歯のホワイトニングを行えるのも、マウスピース矯正のメリットでしょう。マウスピースの中にホワイトニングジェルを入れ、1日に3時間から4時間程度装着することで、歯列矯正の「ついで」に歯本来の白さを取り戻すことができます。


 

マウスピース矯正が適した症例

マウスピース矯正は、大きく歯を動かさねばならないケースには向いていないとされています。ワイヤーとブラケットを利用する矯正装置と比較すると、適応する症例は確かに限られていますが、最近では、難症例に用いられることも多くなっています。

マウスピース矯正で得意とするのは、軽度の出っ歯や八重歯の矯正、受け口の矯正です。出っ歯の方は、前歯が乾燥しやすく、唾液による予防効果が発揮されません。見た目を美しくするためたけでなく、虫歯や歯周病を予防するためにも効果的なのが、出っ歯の矯正です。


 

さまざまな側面から治療方法を選択


 

マウスピース矯正における費用の目安

マウスピースによる治療の費用は、歯科医院によってさまざまですが、前歯だけを移動させる軽度の歯列矯正の場合は、50万円程度に抑えることもできます。マウスピース矯正の相場は、半年の治療で60万円から70万円程度だとされており、ワイヤー矯正の場合は、70万円から100万円以上にもなりますので、その経済的なメリットは大きいと言えるでしょう。

月に1回程度の定期的な受診でマウスピースを作り直すため、通院に際しての費用に3千円から1万円程度かかりますが、それをトータルしても、安価にすむ確率は高いのです。しかし、費用そのものは患者さまのお口の状態によって異なり、難易度が上がるにつれて費用も高くなる傾向にあります。ワイヤーを用いた矯正装置と比較すると安価ですむはずのマウスピース矯正でも、長期にわたる治療が必要な症例においては、通常の矯正装置とさほど変わらない金額にもなりかねませんのでご注意ください。

 

ワイヤー矯正との併用も

さらに、患者さまの要望に応じて、マウスピース矯正と従来のワイヤー矯正を併用する方法を提案してくれる歯科医院もあります。ゆるやかに歯を動かし、痛みの少ないマウスピース矯正のメリットと、早期に歯を動かせるワイヤー矯正のメリットの双方を享受できる方法です。

あまりにも歯並びが悪いという方、効果のほどを早期に実感したいけれど長期的にワイヤー矯正を装着したくないという方にお勧めです。


 

自分の希望に適した治療方針、矯正装置を選択

マウスピース矯正には、従来のワイヤー矯正と比較して、その見た目の自然さや痛みの少なさにおける大きなメリットがあります。取り外しが可能なため、口腔内を清潔に保ちやすいというのも優れたポイントでしょう。

マウスピース矯正に用いるマウスピースを提供する会社がいくつも存在し、特徴ある商品が開発されていますが、歯科医院によってその取扱いが異なります。治療方針にも違いがあるため、矯正治療を始めたいとお考えの方は、事前にきちんと情報を集め、ご自分の要望にあった方法をご選択ください。

江夏 国禎 歯科医師 えなつ歯科・矯正クリニック 院長監修ドクターのコメント
「マウスピース型のインビザライン矯正治療は歯並びの少しのズレしか治せない」と考えている方はまだまだたくさんいらっしゃると思います。たしかにこのインビザライン矯正が出たての頃はそのような傾向があったかもしれません。しかしインビザライン矯正はテクノロジーの進化に共にこの9年間の間にめざましい進歩を遂げており、今ではワイヤーの矯正治療よりも歯を計画通りにきちんと動かすことができたり、非抜歯で矯正ができたり医学的に様々なメリットがあると思います。またマウスピース型矯正はお口の中の印象採得が必須で、型どりが苦手な方には大きなハードルになっていたと思いますが、最近では口腔内スキャナーと言って、最新のデジタルカメラでお口の中をスキャンすることにより、苦手な型どりをすることなく、スピーディーに歯並びを治すことも可能となってきております。これから歯並びの矯正治療をお考えの方はぜひ一度ご検討いただければと思います。」
 
監修ドクター:江夏 国禎 歯科医師 えなつ歯科・矯正クリニック 院長



 

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えなつ歯科・矯正クリニック

出典:http://enatsu-dc.or.jp/

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この記事の監修ドクター

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