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審美歯科で大活躍!レジンを使った歯科治療

レジンは歯科医療で欠かすことができない、とても優れた性質をもつ材料で、審美歯科の治療のなかでも活躍する材料として知られています。レジンを使った治療にはさまざまなものがあり、レジンの使い方や材料の活用法は多種多様です。今回はレジンでできる治療や、レジン使用のメリット・デメリットについてMedical DOC編集部がお届けします。

この記事の監修歯科医師
馬庭 倫人 (マニーデンタル 院長)


 

レジンを使った治療

レジンを使った治療は主に保存修復という治療に属する治療で、材料の性質の改善でより多くの治療が行えるようになってきました。レジンを利用した治療の基本的な知識を身につけると治療法の選択に役立てることができます。審美歯科での治療は多様性があり、特にレジンでできる治療の幅はとても広いことが知られています。治療の手順や原理についてしっかりと基礎知識を身につけましょう。


 

レジンという材料

レジンはさまざまな治療に使われる材料で、レジンを使った治療の代表としてよく知られているのが虫歯の治療です。虫歯の治療では悪くなった虫歯を取り除き、レジンを詰めて固めるのですが、実はこの詰めるタイプのレジンは特定の光で固まる性質があり、この光を当てない限りなかなか固まらない性質があるので、自然な歯の形を作った後に光で固めることで綺麗な歯を作ることができます。形を粘土のように作り、その後、光で固め、表面を削ることで綺麗な面を作ることができるので、自由度が高い材料です。


 

レジン治療の手順

レジンの治療を行う時にはまず、歯を削り接着させるための面を作ります。歯を削ることで象牙質やエナメル質に接着剤が噛み合う部分ができるので、レジンを貼り付けた時に強く結合し、細菌などが繁殖する隙間ができないようになります。削った面を乾燥させ、余計な水分が入らないようにした後に接着剤を流し込み、一度接着させる部分にしっかりと広げ、接着させるための下準備を行います。

接着剤を広げた後、一度光を当てることで接着剤を少しだけ固め、その後にレジンを詰めて形を綺麗に整えていきます。ある程度形が綺麗に整った後に再び光を当てて完全にレジンを固め、最終的に表面を綺麗に整え、研磨を行なっていきます。レジンは研磨をすることで、本物の歯のようにツルツルとした綺麗な形になるので、研磨はとても重要です。


 

レジンを使った審美歯科治療の特徴

レジンを利用した治療はほかの入れ歯などの治療と異なり、さまざまな特徴があります。審美歯科治療だけでなく、通常の虫歯の治療でも活躍するレジンについて知識を深めていきましょう。


 

短期間でできる

レジンによる治療の良いところは短期間で治療が完了するという点です。例えば歯がわずかにかけてしまっている場合や、前歯がすり減り形を直さなくてはいけないときにクラウンの治療やブリッジの治療を行うとどうしても歯を削り、歯型を取ってからクラウンが出来上がるまで待つ必要があり、最低でも2週間程度仮歯で生活をしなくてはいけません。一方、レジンを使った治療では削ってすぐにつめ、光を当てて固めるだけなので、治療を始めてからすぐに治療が完了します。

レジンを利用した審美歯科治療では様々な材料を組み合わせて治療を行うので、通常の虫歯の歯科治療よりも時間がかかるかもしれませんが、それでも1回の治療で見た目の改善ができるというのは患者さんにとって嬉しい魅力です。


 

形の自由度が高い

レジンの治療は形の自由度が非常に高いという特徴があります。形の自由度が高いということは、多少の歯並びの悪さをレジンで補正したり、前歯の形の不自然さを補修したりすることができるという魅力があり、短期間で終わるのに仕上がりが自然になるという魅力があります。

ほかにも、噛み合わせに合わせて形を調整するのが容易なので、噛み合わせの違和感や一部だけ噛み合わせが強くかかるといったトラブルもすぐに解決できるので、見た目だけでなく働きの面でも優れた性質があるのです。


 

修復しやすい

レジンの特徴のひとつとして無視できないのが、修復が容易だという点です。レジンの材料は壊れてしまったり、外れてしまったりしたときに修復するのが容易で、しかも短時間で補正ができるので、もしものときはすぐに歯医者で治療を受けることができます。

壊れてしまったときに補修が難しいセラミックなどの材料は元の通りに戻すためには作り直す必要があるので、補修の容易さは大きな魅力です。短時間で補修ができることで患者さんが不快な状態を我慢し続けなくて済むので、短時間で満足のいく治療を考えている方はレジンの材料を活用するのが良いかもしれません。


 

デメリットもある

レジンを使った審美歯科治療にはいくつかデメリットもあります。まず、レジンというのは歯医者によって技量の差が大きく出てくる治療手段なので、美しい歯にしてほしいと思っていても歯医者によっては満足のいく治療を受けることができない場合があります。歯医者自身がお口の中でレジンの形を整えて治療を進めていくので、経験のある保存修復治療に長けた歯医者に出会うことが何よりも重要になります。また、レジン材料は経年的に劣化し、境界部の褐色や治療部全体の変色が起こってきますが、保険適応外の材料はセラミックス等との混合により長持ちします。保険適応の材料は細かい色の再現ができない場合があります。部位や形態により強度不足で治療が困難な場合があります。


 

合わせて行いたい審美歯科治療

レジンの治療に合わせて行うと効果の高い歯科治療があります。レジンは汎用性の高い治療手段ですが、残念ながら弱点もあるので、弱点を理解して治療を選んでいく必要があります。組み合わせる治療は歯医者の知見を欠かすことができないので、インターネットなどで情報をしっかりと調べた後に歯医者と相談して満足のいく治療を選ぶようにしましょう。


 

ホワイトニング

元々の歯の色が気になっている方は先にホワイトニングを行なっておくと良いでしょう。なぜなら、レジン修復部はホワイトニングされないので先にレジン治療を行った部分は元の色のままで、ホワイトニングされた天然歯との色の違いが残ってしまうからです。ホワイトニングにはホームホワイトニングとオフィスホワイトニングがあり、短時間で治療を希望される場合にはオフィスホワイトニングが適しています。ホワイトニングまでしっかりと行い、歯の色まで改善してからレジンによる審美歯科治療を受けると満足のいく綺麗な歯を手に入れることができます。


 

クラウン・ブリッジの作り直し

クラウンやブリッジなどの被せ物を使っている場合にはレジンで治療を行う前に作り直しまで検討すると良いかもしれません。クラウンやブリッジの色が不自然だった場合や、形が悪い場合にはレジンを使って修復できると良いのですが、残念ながらレジンは材料によってクラウンやブリッジに貼り付けられないことがあります。また、元々のクラウンの色やブリッジの色が邪魔をしてしまい、レジン本来の透明感や色調を再現することができない場合があるので、このような場合にはそもそもクラウンやブリッジを作り直し、新しい被せ物に合わせたレジンの治療を行うと自然で美しい仕上がりになります。歯医者と相談し、必要であれば治療を検討してみましょう。


 

レジンを使った審美歯科治療

レジンというのは非常に使い勝手の良い優れた材料です。審美歯科治療専用に開発された非常に色調の良いレジンはほとんど自然な歯と見分けがつかないほど綺麗に歯の見た目を改善することができ、最近ではレジンを活用した治療に特化した歯医者も数多く活躍しています。

レジンの治療は現在の歯科医療で欠かすことができない治療として広く利用され、特に審美歯科では短時間で治療が完了する魅力から数多くの患者さんが利用を検討するようになってきました。レジンの歯科治療をしっかりと活用し、満足の行く治療を受けるように心がけましょう。

馬庭 倫人 歯科医師 マニーデンタル 院長監修ドクターのコメント
最近のレジン系材料の進化などにより、より簡単に短時間で綺麗に治せるようになってきました。何年か前に治療された部位の劣化による隙間や変色などありましたら再治療で綺麗になるものも多いと思います。見える部位であれば虫歯の予防の他に、 さらに清潔感アップも期待できます。
 
監修ドクター:馬庭 倫人 歯科医師 マニーデンタル 院長


 

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