横浜市立市民病院

横浜市立市民病院「横浜市 すい臓がん検査」の特徴

・がんセンターを設置している

横浜市立市民病院では、がん診療の機能を強化するためにがんセンターを設置し、がん治療に関わるすべての診療科や薬剤部、看護部、緩和ケアチームなどが連携し、患者さんに対して適切ながん治療を提供しています。
横浜市立市民病院は、抗がん剤治療、手術、放射線治療などのさまざまな治療の選択肢を持ち、患者さんの状態に応じた根拠に基づいた医療を行っています。
横浜市立市民病院は平成18年に、地域がん診療連携拠点病院として、平成31年には、がんゲノム医療連携病院として指定を受け、その専門性と信頼性をさらに高めているといいます。
平成21年にオープンした緩和ケア病棟では、患者さんとその家族の心身の負担を軽減するための支援を行い、セカンドオピニオン外来に加えて、地域の医療機関向けの緩和ケア研修会や院内の症例検討会であるキャンサーボードを実施し、地域に開かれた体制でがん診療を行っています。これにより、患者さんは自身の治療に関する情報を十分に理解し、納得して治療に取り組めるといいます。
横浜市立市民病院のがん診療の大きな特色は、地域医療機関との強固な連携体制です。5大がんに対する地域連携パスを策定し、複数の医療機関が協力して診療内容と治療経過を患者さんに明示し、治療の一貫性を保ちます。これにより、患者さんは治療の過程で一貫した医療を受けられます。

・先進的な医療設備と充実したサポート体制が備わっている

横浜市立市民病院は、安心の拠点を提供することを理念として掲げており、さまざまな先進的な手術に対応できるよう、豊富な手術室を設けています。
手術室は15室あり、そのなかにはバイオクリーン手術室や日帰り手術センターも含まれており、患者さんのニーズに応じた手術が可能とされています。
手術室以外にも、充実した設備が備わっており、リニアックと呼ばれる先進的な放射線治療装置や、画像診断装置、血管撮影装置、そしてダヴィンチという内視鏡手術支援ロボットなど、さまざまな医療機器を揃えています。
また、プライバシーを大切にする患者さんのためにも、快適でゆとりある病棟も備えています。個室は南側に位置しており、横浜駅やみなとみらい方面を一望できるため、療養中もリラックスした環境で過ごすことができます。
これにより、ほかの患者さんに気兼ねすることなく、お見舞いの方とともにゆったりとした時間を過ごすことができます。
入院が決まった患者さんやご家族が、入院までの間に身体的、精神的、社会的な準備を整え、不安にならずに入院や治療に向き合えるように、横浜市立市民病院では入院前面談を行っています。退院後を見据えたサポートも充実しており、患者さんの回復を支えます。
さらに、横浜市立市民病院は地域連携に力を入れており、住み慣れた街とのつながりを大切にしています。地域の医療や介護関係機関との連携を強化し、患者さんの紹介、逆紹介や定期的な会議、研修会の実施、医療機器の共同利用などを通じて、包括的な医療ネットワークを構築しています。