国立病院機構　東京病院

東京病院「東京都 緩和ケア」の特徴

【2024年】東京都の緩和ケアおすすめしたい6医院

・緩和ケアでは外来・入院と選ぶことができる

がんによって緩和ケアを希望する場合は、自宅で過ごしながら薬を中心とした緩和ケアを受けつつ、通院して治療を受けることができます。また、つらい症状が強くなったときには緩和ケア病棟に入院して、緩和ケアを受けることも可能です。症状が改善すれば緩和ケア病棟から退院して自宅で在宅医療を受けながら過ごすこともできるので、患者さん本人がどこでどう過ごしていきたいかという希望に対し、優先的に対応してくれます。
また入院相談も受け付けており、患者さん本人の来院が難しくても、その家族が医師に患者さんの緩和ケア治療について相談をすることも可能です。体調が悪いと来院することも難しいので、家族が代理として相談できる環境にあるのは助かりますね。入院については患者さん本人・家族の同意が必要ですが、痛みを和らげるだけでなく過ごし方まで丁寧に対応してくれるので、安心して緩和ケア治療を受けることができるでしょう。

・緩和ケア病棟では毎月レクリエーションが行われる

緩和ケア病棟に入院した場合は、毎月1回程度病棟内で生活する患者さんのお部屋に医師・看護師が訪問するイベントが行われています。痛み・症状を和らげる治療だけでなく、入院生活のなかにも楽しみを患者さんが得られるようにという計らいです。また、患者さんの希望があればどのような状態であっても入浴ができ、気持ちよく病棟内で過ごすことができます。
入院生活では患者さんの1日の予定を朝相談して決め、患者さんの希望に合わせて就寝時間まで過ごせるので、入院生活であっても自分の思うままに過ごすことができるでしょう。部屋は完全個室となっているので、周りの患者さんを気にする必要もありません。周りの患者さんの状態が気になると塞ぎ込んでしまうこともあるので、自分だけの空間で緩和ケアを受けられる環境にあるのは助かりますね。