菅谷ウイメンズクリニック

・凍結胚移植を実施している

菅谷ウイメンズクリニックでは妊娠率を考慮し新鮮胚移植はせずに、全胚凍結を行っております。主に5～6日間培養し胚盤胞まで発育した胚を凍結させて、ホルモン補充周期で胚が着床しやすい状態を作ったあとに凍結胚を融解して胚移植を行っています。良好な胚盤胞を移植した場合に妊娠率が約50％ほどになり、高い妊娠率が得られる方法です。菅谷ウイメンズクリニックでは多胎妊娠は早産や母体合併症のリスクが高くなることから単胎妊娠を重視した治療を行っており、移植胚数は多胎を予防するため1個（場合によっては2個）に制限しています。

・子宮内膜着床能検査も実施（ERA）

菅谷ウイメンズクリニックでは、子宮内膜着床能検査（ERA）を実施しています。ERAでは、女性の着床の窓を調べます。子宮内膜には着床に適した期間があり、この時期に胚盤胞を移植することが重要とされています。融解胚盤胞移植では着床に適しているとされている黄体ホルモン投与5日後（投与開始から6日目）に胚盤胞移植を行っています。しかし、不成功に合った方に検査を行うと25％の方がこの適した時期から外れていることが原因であるということがわかりました。この検査から個々の移植に適した時期が分かるようになり、それに合わせて移植が可能になります。
このほかにも着床を検査する子宮内マイクロバイオーム検査（EMMA）や感染性慢性子宮内膜炎検査（ALICE）も行っております。これら3つを同時に検査を行うことも可能です。

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