東京都立豊島病院

東京都立豊島病院「東京都 救急外来」の特徴

【2024年】東京都の救急外来 おすすめしたい6医院

・緊急入院や緊急手術に対処する2次救急医療を実施

東京都立豊島病院の救急外来は、主に緊急入院や緊急手術に対処する2次救急医療を実施しています。腹部に現れている症状や、吐血、下血などの症状には、とくに注意を払って診療しているとのことです。
状況次第で対応できない場合や、待たせてしまう場合もあることから、こちらの救急外来では、事前に電話で申し込みしてからの診療を行っています。電話で受診が決まった場合には、直接病院の救急外来窓口（2階玄関）を訪ねることになるそうです。
注意したいのは、救急外来の診療は一般的な診療とは異なり、応急処置がメインとなる点です。薬についても、翌日医療機関を受診する想定で1日分の処方が原則となります。症状によってはもちろん入院治療も可能ですが、病床の不足時や病状によっては転院となる可能性もあるとのことです。

・手術支援ロボットを導入

東京都立豊島病院では、手術支援ロボット「da Vinci（ダビンチ）」を導入しています。ダビンチでは、執刀医が遠隔でロボットアームと内視鏡カメラを操作して手術します。
ダビンチシステムのメリットは、体への負担を抑えながら、3Dハイビジョンカメラを使ったより精密な手術が可能な点です。また、従来人の手で行うのが難しかった部位の手術も可能なため、治療の選択肢の幅が広がります。ダビンチによる手術方法は、前立腺がんや胃がんではすでに標準的治療法になっており、さらに膀胱がんや食道がん、胃がん、肝臓がん、大腸がん、肺がんなどさまざまながんに適用が広がりつつあるそうです。

東京都立豊島病院「東京都 緩和ケア」の特徴

【2024年】東京都の緩和ケアおすすめしたい6医院

・木目調で落ち着いた雰囲気の緩和ケア病棟

こちらの医院にある緩和ケア病棟はリニューアルが行われ、木目調をあしらっており温かみのある落ち着いた雰囲気となっています。完全個室となっており、ベッドに寝ていてもいつも花・緑が見える作りとなっているので、つらい症状に立ち向かいながらも癒やしを得られるでしょう。多目的ホールも木目調を基本とした作りとなっており、家族の方が面会に来ても患者さんとともにリラックスできる場所となっています。
がん治療を終了した患者さんが緩和ケア病棟へ入院できる仕組みとなっており、順番が回ってきたら短期間であっても一度入院を推奨されています。そこから専門的緩和ケアの提供と在宅支援を受けることが可能です。退院できる程度になったら、患者さんのニーズに合わせて訪問診療・外来診療を受けつつ、今後の生活をサポートしてくれます。2回目以降は緊急受診・入院は24時間体制で受け付けてくれるので病状が悪化しても安心して頼ることができるでしょう。

・ボランティアによる茶話会も実施

緩和ケア病棟では、毎週木曜日に茶話会が開かれ、患者さん自身が孤立したり塞ぎ込んでしまったりしないような対策も取られています。ほかにも多目的ホールでは患者さん・患者さんのご家族にひな祭り・七夕まつりなど四季折々の行事に参加してもらい、家族での団らんを過ごせるようにとイベント企画・運営も行っています。入院中治療ばかりでつらい状態でいることを少しでも和らげられるように施策されているのでしょう。家族と過ごせる時間も入院中は限られてしまうため、イベントをともに過ごす時間を持てるのは貴重ですね。