【管理栄養士が解説】肉食ダイエットの注意点、食べ合わせで控えた方がいい食品は?
「肉食ダイエット」をする上での注意点はご存じですか? 今回は、肉食ダイエット時の食べ合わせについて「管理栄養士」の山口さんに解説していただきました。
※この記事はMedical DOCにて【ダイエット中でもお肉は食べてOK!管理栄養士が解説する肉食ダイエットの効果的な方法とは】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
監修管理栄養士:
山口 史恵(管理栄養士)
編集部
肉食ダイエットをする際、食べ合わせで気をつけることはありますか?
山口さん
肉食をする際には、ご飯やパンなど、炭水化物の多量摂取は控えていただきたいですね。お肉の消化を遅延させてしまう上に、遅延が起こることによって体内発酵が始まり、お腹が膨張し腹痛の原因になってしまいます。また、しっかり噛んで食べることも忘れないでください。
編集部
そのほか、注意点があれば教えてください。
山口さん
肉食をする際に確認したいのは、「胃酸がしっかり分泌されているか」ということです。胃酸はタンパク質を消化するために重要で消化吸収を向上させてくれます。消化吸収は基礎代謝アップには欠かせません。そのため、食事の前に胃酸の分泌を刺激するレモン汁やりんご酢を入れた水を飲むといいでしょう。
編集部
お肉とどのように向き合えばいいですか?
山口さん
「お肉を食べて本当に痩せられるの?」と感じていた方にお肉を食べることで“より健康的に効果的に痩せられるんだ”と思っていただければ幸いです。お肉には健康で痩せやすい、体作りに必要なタンパク質や脂肪燃焼促進効果がある栄養素が含まれます。揚げ物といった調理法ではなく、お肉そのものの味を楽しめる調理法(煮る、焼く、蒸す)を学び、シンプルな味付けにこだわりながら積極的にお肉を摂取してください。