「お酢」を効率良く摂取する方法とは!? 管理栄養士オススメのレシピもご紹介!
お酢を効率的に摂取する方法はご存知でしょうか? 実際にお酢を使ったレシピも「管理栄養士」の永野さんが紹介します。
※この記事はMedical DOCにて【お酢の健康効果は疲労回復だけではない! ダイエットにも良いって本当?】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
監修管理栄養士:
永野 ゆう子(管理栄養士)
編集部
効率よくお酢を摂取する方法について教えてください。
永野さん
お酢をドリンクとして飲む方法もありますが、お酢のドリンクは糖質が含まれているものが多いので、料理に使う方法もおすすめします。料理に使われている場合、調味料で糖質を入れても、ほかの食材と一緒に摂りますので、糖吸収がゆるやかになり、より健康的だと思います。
編集部
お酢の種類はどんなものがありますか?
永野さん
醸造酢 | 穀物酢 | 米酢 |
米黒酢 | ||
大麦黒酢 | ||
果実酢 | りんご酢 | |
ぶどう酢(ワインビネガー、バルサミコ酢) | ||
合成酢 |
たくさんの種類のお酢があります。いろんなお酢を使って料理するのも楽しそうですね。
編集部
お酢を使ったおすすめレシピを教えてください。
永野さん
今回は卵のカニカマ甘酢あんかけとマヨ甘酢サラダをご紹介します。どちらも簡単なレシピですので、ぜひ作って召し上がってみてください。
【卵のカニカマ甘酢あんかけ】
■材料
卵:6個
エノキタケ:1パック
サラダ油:大さじ1
ねぎ:適量
カニカマ:1パック
☆水:300ml
☆酢:大さじ2
☆砂糖:大さじ4
☆しょうゆ:大さじ4
☆片栗粉:大さじ2
※☆の調味料をあらかじめ混ぜて準備しておく
【作り方】
① えのきを約1cm幅に切り、卵と混ぜ合わせる。
② 油を熱したフライパンに①を流し込む。①を菜箸で素早く混ぜ、形を整えてフタをし、弱火で3〜5分ほど加熱する。
③ 上下を返して、さらに弱火で2分加熱して、お皿に移しておく。
④ 同じフライパンをキッチンペーパーなどで軽く汚れを拭きとり、☆の調味料を入れる。
⑤ ④に食べやすく裂いたかにかま、小口切りにしたねぎを加え、さらにひと煮立ちさせ、出来上がり。
※あんを味見して酸っぱく感じる方は砂糖を加えてください。相殺効果といって、砂糖と酢には相殺効果が働いて、酸味、甘味ともに弱く感じる効果があります
【マヨ甘酢サラダ】
■材料
きゅうり:1本
塩:小さじ1
サニーレタス:5枚
コーン缶:1缶程度150g
ハム:1パック
☆酢:大さじ2
☆砂糖:大さじ2
☆マヨネーズ:大さじ2
【作り方】
① きゅうりを薄くスライスし、塩もみする。
② ハムを1cm角に切る。
③ ☆の調味料を計量し、ボールに混ぜておく。
④ ③に水気を切ったコーン、ハム、手で小さくちぎったサニーレタスを入れる。
⑤ きゅうりの塩を洗い流し、手できゅうりの水気を固く絞り、④に入れて出来上がり。
※入れる野菜はほかの物に変えても、OKです。ハムをカニカマやツナ缶に変えても美味しいです。砂糖とマヨネーズのおかげで酸っぱすぎず、大人も子どもも野菜をパクパク食べてくれるのでうれしいメニューです
編集部
ありがとうございました。早速作ってみたいと思います。最後に読者へメッセージをお願いします。
永野さん
お酢には、いろんな料理で使われています。酢豚やお寿司、酢の物、サラダ、煮物、炒め物、マリネ、冷やし中華、魚の甘酢あんかけなどの料理でも活用されています。お酢を料理に使う事で防腐効果もあり、つくりおきにも活用できます。身体にいいお酢をいろんな料理から摂っていきたいですね。