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クラスS滅菌器とは

 更新日:2023/03/27

クラスS滅菌器とは

クラスS滅菌器とは、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)のクラス分類の1つで、滅菌器メーカーの指定した治療器具に限り、包装、非包装問わず滅菌が可能な装置です。
多くの治療器具に対応しているので、基本的にはこのクラスの滅菌器で対応可能となります。オートクレーブのクラスには、他に2つあり、まず1つは「クラスB」でこちらは最高水準の滅菌器であり全ての治療器具に対応しています。もう1つは「クラスN」で、包装されていない器具のみ滅菌が可能です。歯科治療に用いる器具はほとんどがクラスSの滅菌で対応可能となります。

メリット

・ほとんどの治療器具を滅菌できる
・「クラスB滅菌器」に比べ、メンテナンス回数が少ない

デメリット/副作用

・ガーゼや衣類などの滅菌ができない
・インプラント器具など複雑な器具の滅菌ができないことがある
・器具が高額

治療期間

135°で3~5分程度、121°で20分程度で滅菌が完了します。

費用相場

費用の相場は、100~150万円程度とされており、滅菌器メーカーにより値段設定は様々です。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修歯科医師