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結膜下出血の症状・原因・治療方法とは?

結膜下出血(読み方:けつまくかしゅっけつ)とはどんな病気なのでしょうか?その原因や、主にみられる症状、一般的な治療方法などについて、医療機関や学会が発信している情報と、専門家であるドクターのコメントをまじえつつ、Medical DOC編集部よりお届けします。

この記事の監修ドクター:
安里 良 医師 安里眼科 総院長


 

結膜下出血とは

結膜下出血は、結膜(まぶたの裏側と眼の前面を覆う膜)の下に少量の血液がたまることです。白眼部分の全体が真っ赤になることもあれば、一部のみが赤くなることもあります。血液は、眼の表面にある細い血管から出たもので、眼の中から出たものではありません。血液は角膜(虹彩と瞳孔の前にある透明な層)にかかったり眼の内部に入ったりするわけではないため、視力に影響はありません。

引用:MSDマニュアル家庭版
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/20-眼の病気/結膜と強膜の病気/結膜下出血

安里 良 医師 安里眼科 総院長ドクターの解説
結膜下出血とは、白目(結膜)の下の小さな血管が破れて出血したもので、白目部分が真っ赤になります。程度は様々で、小さな点状のものから広範囲なものまであります。なお、この血液が眼球内に入ることはなく、視力低下や痛みなどは基本的に伴いません。



 

結膜下出血の症状

出血の程度
結膜に存在する大小の血管が破れて、結膜の下に出血が広がります。小さな点状のものから、斑状、時に眼球結膜全体を覆う広範なものもあります。また、血腫をつくることもあります。

自覚症状
通常の出血ではほとんど痛みやかゆみ、目やになどの症状はともないません。また、目が見えにくくなったり、視野が狭くなったりすることもありません。万一、これらの症状を伴う場合は、必ず眼科医の診察を受けて下さい。
症状の経過
ふつう1~2週間で自然に吸収されてきれいな白目に戻りますが、なかには2~3カ月かかるものもあります。時間はかかりますが、出血は吸収されますので心配はいりません。
ただし、眼外傷などの後、長引くようでしたらすぐに眼科医に連絡して下さい。
引用:参天製薬
http://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/library/hyposphagma/index2.jsp

安里 良 医師 安里眼科 総院長ドクターの解説
自覚症状についてはほとんどの場合ありませんが、稀に異物感などを訴える方がおられます。なお視力障害はありません。



 

結膜下出血の原因

通常は、眼の軽いけが、りきむ、物を持ち上げる、押す、前かがみになる、嘔吐(おうと)、くしゃみ、またはせきなどの動作によって発生します。まれに、自然に発生することもあります。

引用:MSDマニュアル家庭版
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/20-眼の病気/結膜と強膜の病気/結膜下出血


 

結膜下出血の治療方法

出血自体は、軽度であれば10日前後で自然吸収され白目に戻るため、治療の必要はありません。また、出血が止まっても赤目が広範で長引いているひどい場合は、吸収促進のために血栓溶解剤などを結膜下注射することもあります。

引用:参天製薬
http://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/library/hyposphagma/index3.jsp

安里 良 医師 安里眼科 総院長ドクターの解説
軽度の場合1~2週間で吸収され元通りのきれいな白目に戻りますので、治療の必要はありません。しかしなかには2~3ヶ月くらいかかる場合もあります。
なお、次のような場合は注意が必要です。
・眼外傷を受けた場合
ボールや転倒などで眼球の最も弱い部分が外傷を受けたときなどはすぐに治療が必要です。近くの眼科を受診されるのが望ましいでしょう。
・頻繁に出血をくりかえす場合
内科を受診されたほうがいいでしょう。全身的な疾患(高血圧、糖尿病、動脈硬化、出血性素因(貧血、白血病、紫斑病など))が疑われる可能性があります。
・出血以外に痛みやかゆみ、目やにを伴う場合
流行性角結膜炎や急性出血性結膜炎などの可能性があります。眼科を受診し、まわりの人にうつさないよう十分注意して下さい。
・熱を伴う場合
マラリア、猩紅熱(しょうこうねつ)、ジフテリア、コレラ、発疹チフス、インフルエンザ、麻疹などでも結膜下出血がみられます。医療機関を受診し、原因疾患を治療しましょう。



 

この記事の監修ドクター

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