たなか成長クリニック

たなか成長クリニック「東京都 低身長外来」の特徴

・成長曲線を判断基準とした低身長外来

お子さんの低身長は遺伝によるものも多々ありますが、たなか成長クリニックでは、治療が必要な低身長なのかの判断基準の1つとして、成長曲線を利用しています。同院では、成長曲線が-2SD以下の場合や、身長SDスコアが徐々に低下している場合に積極的な受診を推奨しています。また、元々平均以下の身長なのに、男子で11歳以下・女子で10歳以下のタイミングになって成長曲線が上向きになってきた場合にも、医療機関の受診が望ましいそうです。
成長曲線は、製薬会社のホームページなどから取得可能です。同院のホームページでは成長曲線をダウンロード可能なリンク先を紹介しているので、お子さんの身長が気になる人はチェックのうえ、受診の判断材料としましょう。

・さまざまな情報や検査結果を総合的に診断のうえ低身長治療を実施

たなか成長クリニックの低身長外来では、さまざまな情報や検査結果をもとに低身長症の原因の診断を行っています。
問診では、両親の身長や、お子さんが産まれたときの様子、ミルクの飲み方、食欲、お子さんの既往歴などを確認。また、血液検査や尿検査、左手のレントゲン撮影による骨年齢の確認、女児の染色体検査などを必要に応じて実施しているとのことです。
成長ホルモンが出る薬を投与するテスト「成長ホルモン分泌刺激試験」を2つ以上実施した際、どの結果でも成長ホルモンの濃度が低かった場合には、成長ホルモン分泌不全性低身長症と診断されます。成長ホルモン分泌不全による低身長は、病気性の低身長の中ではとくに多い症状とのことです。
同院の低身長外来では、甲状腺機能低下症による低身長の場合、甲状腺ホルモンを投与します。それ以外の低身長に対しては、成長ホルモン療法を実施しているとのことです。