船橋総合病院

医療法人社団協友会 船橋総合病院「千葉県 パーキンソン病」の特徴

・パーキンソン病、脳梗塞、てんかん、頭痛等の病気を診察

船橋総合病院は、脳・脊髄・末梢神経・筋肉に関わるさまざまな疾患に対応しており、なかでもパーキンソン病、脳梗塞、てんかん、頭痛といった神経疾患の診療に力を入れています。
パーキンソン病は、神経伝達物質であるドパミンの不足によって体の動きがぎこちなくなり、手足のふるえや動作の緩慢さ、筋肉のこわばり、姿勢の不安定さなどの運動症状が現れます。
また、便秘や排尿障害、抑うつ、睡眠障害、認知機能の低下など、日常生活に支障をきたす非運動症状も多く見られます。船橋総合病院では、こうした多面的な症状に対して、専門的な診断と包括的な治療が行われています。
さらに、同院では脳梗塞後の後遺症管理や再発予防、てんかんのコントロール、慢性頭痛の診断と治療にも対応しており、各疾患の特性に応じた個別の医療が提供されています。
このように、船橋総合病院では、精密な医療技術と多職種によるチーム医療を通じて、質の高い神経内科診療の実践に努められています。

・パーキンソン病患者さんのために地域医療連携パスを導入

船橋総合病院は、パーキンソン病の患者さんが安心して継続的な医療と生活支援を受けられるよう、地域医療連携パスを導入されています。この取り組みは、かかりつけ医（主治医）と脳神経内科に加え、医療・福祉・介護の各分野の専門職が連携し、患者さん一人ひとりの状態に応じた包括的な支援体制を構築することを目的とされています。
また、地域医療連携パスは、従来の認知症連携パスの仕組みを基盤に、パーキンソン病に特化した内容で構成されており、病状の進行段階ごとに必要な医療や生活支援を明確にし、関係者間の情報共有を円滑に行えるよう工夫されています。
このように、船橋総合病院ではこのパスをツールとして積極的に活用し、地域の支援者と協力しながら、患者さんのQOL（生活の質）の向上に努められています。