ほりぐち皮ふ科クリニック

私は京都大学皮膚科学教室で１７年間、大阪赤十字病院で皮膚科部長として１５年間、皮膚科の診療に携わってきました。
これまでの経験を地域医療に役立てたいと、ここに医院を開きました。
皮膚科疾患の多くは、皮膚表面の弱さやもろさのために皮膚への刺激が皮膚炎を引き起こしているものです。

手湿疹（手荒れ）や顔の化粧トラブルがそうですし、アトピー性皮膚炎のかなりの部分は汗や洗剤やプールの塩素によって悪化します。
このような皮膚のトラブルに対処するには外用剤に頼ることになりますが、それよりも先にしなければならないことは、できるだけのその刺激を避けることです。
台所の洗剤を使わずに済ませられるように工夫すること、顔のクレンジングをできるだけしないですむようにお化粧を工夫すること、アトピーが悪くならないようにナイロンタオルを避ける、そのようなことです。
このような皮膚のトラブルは我々お医者と患者さんの共同作業で対処しないとう
まく進みません。どうすればいいのか、一緒に考えましょう。

◆院長略歴◆
昭和２３年１１月１２日（「いいひふ」皮膚の日）生まれ
昭和４８年/京都大学理学部卒業
昭和５４年/京都大学医学部卒業
昭和５４年/京都大学医学部皮膚科入局（研修医）
昭和５５年/国立京都病院皮膚科入局（研修医）
昭和５６年/京都大学助手（皮膚科）
昭和６２年～平成元年/米国アラバマ州立大学皮膚科に留学
平成５年/京都大学医学部講師（皮膚科）
平成７年/京都大学医学部付属病院皮膚科病棟医長
平成８年/大阪赤十字病院皮膚科部長
平成２３年/ほりぐち皮ふ科クリニック開設