みちくさ眼科中村橋

眼科医として多くの患者さんを診てきた経験から、単なる目の疾患だけでなく、疲労やストレスによって全体的な健康状態が悪化しているケースも少なくないことに気づきました。真の健康、つまりウェルビーイングは、単に病気がないということ以上に重要です。そして、このウェルビーイングを達成するには、日々の生活にちょっとした余裕を持つことが大切だと考えています。
「みちくさ」という言葉は、本来の道筋からわずかに外れて寄り道をすることを意味します。子どもの頃は、こうした寄り道を良くないものと捉えていたかもしれません。しかし、人生で本当に大切なことは、むしろそういった予定外の経験から学ぶことが多いのではないでしょうか。
体調の変化も、ある意味では人生の「みちくさ」のサインかもしれません。自分自身のために少し時間を割いて、気軽に立ち寄れる場所を提供したいという思いから、この眼科クリニックを開設しました。
皆さんには、日々の忙しさの中で、ほんの少し寄り道をするような気持ちで当院に来ていただければと思います。目の健康はもちろん、心身全体のウェルビーイングをサポートできるクリニックを目指しています。