東京科学大学病院

東京科学大学病院「東京都 救急外来」の特徴

【2024年】東京都の救急外来 おすすめしたい6医院

・従来の救急科とアメリカのERの長所をあわせもった救急外来

東京科学大学病院の救命救急センターは、同院を救急車で受診するすべての人の診療を行っています。国内の一般的な救命救急センターでは、最重症に分類される3次救急にのみ対応するケースが多いですが、同院ではアメリカのERとの長所をあわせもったような診療スタイルを取っているそうです。
具体的には、救急車で来院したすべての患者さんに対し救急センターで初期対応を行い、特殊な治療が必要なものを除いてその後もそのまま救急科でケアを続けます。必要があれば各科と連携を取って治療にあたるそうですが、集中治療時はもちろん、リハビリテーションや転院などを含めたマネージメントを実施しているそうです。
入院から退院まで一貫して治療を受けもってもらえるため、治療の初期段階から最終的な局面を見据えた戦略的治療の実施や、診断の取りこぼしを防いだ精密な治療が見込めます。

・ドクターカーやヘリポートなどの設備に配慮した救急外来

東京科学大学病院の救命救急センターでは、緊急性の高い患者さんに対してよりよい医療を提供するために、設備の導入にも配慮しています。具体的には、新たな治療設備や、救命救急センター専用の病床、ドクターカー、ヘリポートなどを備えているそうです。たとえば現場に医師が必要と判断された救急通報について、救急隊とともにドクターカーで現場へ出動することで、病院に着く前から救護活動が行えます。これらの設備をできる限り活かすことで救命活動に役立てているとのことです。
 

東京科学大学病院「東京都 脳動脈瘤治療」の特徴

・診療だけでなく研究活動も活発に行っている

脳動脈瘤の治療を担当する科は主に血管内治療科であり、この科は脳、脊髄の病気に対するカテーテル治療の専門科です。東京科学大学病院の血管内治療科は、脳および脊髄の病気でつらい思いをされている患者さんを一人でも減らせるように、先進的な診療や研究を行っています。
東京科学大学病院の血管内治療科では、脳動脈瘤のほかに、脳梗塞・頸動脈狭窄症・硬膜動静脈瘻・脳動静脈奇形などの治療を取り扱っています。そのなかでも、脳動脈瘤治療に対しては、多くの治療経験があるそうです。過去に治療ができなかった患者さんからの相談も多く、巨大脳動脈瘤など珍しい病気の治療にも対応しているといいます。
また、患者さんに可能な限り適切な治療を提供するために、先進的な脳血管内治療装置が導入されています。具体的にはフラットパネル3次元血管撮影装置・血管内超音波・経頭蓋ドップラーなどが使用されているものです。

・密な連携により一人ひとりの患者さんに適切な治療を提供

東京科学大学病院では、脳神経内科・脳神経外科・血管内治療科・救急救命科が定期的に集まってカンファレンスを開催しているそうです。また、東京科学大学病院の血管内治療科は、脳神経外科とも連携しています。カテーテル治療が困難な脳動脈瘤に対して、脳神経外科で開頭手術が可能な点は、総合病院の強みです。
患者さんのために各診療科が連携して、綿密な治療方針を提供してくれるのは、受診する患者さんにとって心強く感じるのではないでしょうか。