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Vビームレーザーとは

 更新日:2023/03/27

Vビームレーザーとは

Vビームレーザーとは、肌を守りながら奥深くまで光を届かせることで、赤ら顔や小じわ、ニキビ痕やケロイドの赤みなどを改善する治療機器です。レーザーを照射する直前に冷却ガスを噴射する機能も備わっているため肌へのダメージを最小限に抑えることができます。
Vビームレーザーは血中のヘモグロビンによく反応するため、赤ら顔や血管腫などの血管病変に対して高い効果を発揮します。これまでのレーザー治療では少なからず肌の正常な細胞も傷つけられていましたが、Vビームレーザーでは血管や線維芽細胞など狙った組織に選択的に光を届けることができるため、正常な細胞を傷つけにくくなりました。

メリット

・他のレーザーや光治療では治療が難しい赤ら顔や血管病変に対して有効である
・痛みが少ない

デメリット/副作用

・治療後、数時間〜2日ほどは痛みを感じることがある
・体質や肌状態によって、一時的に腫れ、内出血、水ぶくれ、かさぶた、色素沈着、色素脱失などを生じることがある

治療期間

赤あざや、赤ら顔では5回ほどで治療が終了します。
その他血管病変には、数回の照射で症状の改善が見られます。
保険適用の場合は3ヶ月に1回の照射、自費診療の場合はダウンタイムを考慮して、およそ2週間〜1ヶ月に1回程度の照射となります。

費用相場

単純性血管腫、苺状血管腫、毛細血管拡張症と診断された場合は保険適用となり、自己負担額は面積にも応じておよそ6500~32000円です。(最大180cm2)
自費診療の場合は、レーザーを照射する範囲や回数で価格が異なり、1回2000~30000円程度となっています。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師