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腫瘍マーカー検査とは

 更新日:2023/03/27

腫瘍マーカー検査とは

腫瘍マーカー検査とは、画像診断の補助やがん治療の効果を確認するためなどに用いられるがん検査の1つです。腫瘍に伴って発生する物質を腫瘍マーカーと呼び、これを検出することによって他の診断と合わせてがんの有無を判断します。検査は採血または採尿を行い、血液や尿中の腫瘍マーカーの数値を測定します。

メリット

・採血や採尿で調べることができるため絶食などの必要がなく手軽である
・いくつかの腫瘍マーカーを同時に検査することにより、一度の検査で複数箇所のがん検査が可能である
・腫瘍マーカー検査単独でのがん判定は難しいが、がんの補助検査として有用である

デメリット

・腫瘍マーカー検査だけでは、がんの有無や進行の度合いを判断することはできず、他の検査と併用する必要がある
・早期がんの発見には適さない
・陰性であってもがんの可能性を否定できるわけではない

検査期間

検査は採血又は採尿によって行うため数分で終了します。
結果が出るまでの日数は、1週間から10日ほどです。

費用相場

1種類につき、2000~3000円程度です。
何種類かをパッケージにして、セット料金としているクリニックもあります。

注意点

検査期間や費用は、医療機関や検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師