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3焦点レンズとは

 更新日:2023/03/27

3焦点レンズとは

3焦点レンズとは、焦点をある3点の距離に合わせた眼内レンズのことで、老眼になる前の裸眼での物の見え方に近いと言われています。保険適用の単焦点眼内レンズや、自費診療の2焦点レンズよりも見え方がクリアになり、ストレスなくいろいろな距離方向を眼鏡なしで見ることができるようになります。
ただし、患者さんによってはもっとハッキリと見たいと考えて、手術後にも眼鏡を使う方もいるので、絶対に眼鏡がいらなくなるとは言えません。

メリット

・遠い距離、中間の距離、近い距離の3つの距離が見えやすい
・老眼になる前の見え方に似ている点からも自然な見え方である
・どの距離を見てもピントが合いやすくなる

デメリット/副作用

・片眼だけでも費用が高額
・眼鏡が不要になる確率は80%と言われていて、術後に眼鏡なしで生活できるとは限らない
・近い場所と遠い場所を見るのに慣れるには1年程度かかる患者さんもいて、将来的に単焦点眼内レンズに交換する可能性もある

治療期間

入院と日帰り手術、どちらで行われるかは医療機関により異なります。

費用相場

片眼で40万円程度です。

注意点

治療期間や費用は治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師