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NBIとは

 更新日:2023/03/27

NBIとは

NBIとは、狭帯域光観察(Narrow Band Imaging)と言われ、オリンパス社の独自の技術で、胃・大腸内視鏡検査時に使われています。普段は光の三原色である赤、緑、青を合わせた白色光で観察しますが、NBIでは赤を除いた青と緑の光で観察し、粘膜表面の毛細血管を強調して観察することができます。がんなどの微細病変部では粘膜面の血管構造の変化が特徴的な所見であり、それらを観察しやすくしたおかげで、早期がんなどの発見がしやすくなりました。
また、NBIを使えば病変の広がりや深さをより詳細に観察することができ、より正確な内視鏡診断をするのにも役立ちます。

メリット

・がんの早期発見に繋がる
・これまで判断がつかなかった病変を正しく診断できる

デメリット/副作用

・全てのがんが見つかるのではなく、NBIで確認できる部位しか病気を見つけることはできない

検査期間

NBIの検査は内視鏡検査に付随して行われるため、内視鏡検査1度だけで済みます。検査の結果がんなどの病気が発見されれば、その進行の度合いに応じ、医師の判断によって適切な期間の治療が必要です。

費用相場

保険適用で1,800円程度が一般的です。

注意点

検査期間や費用は、医療機関や検査内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師