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子宮鏡検査とは

 更新日:2023/03/27

子宮鏡検査とは

子宮鏡検査とは、⼦宮の中に細くやわらかい内視鏡カメラをいれて、⼦宮の内部を直接観察する検査です。子宮内膜に接する筋腫や内膜ポリープの検査、子宮内膜の炎症の度合い、原因不明不妊の方への着床障害チェックの一環として行われます。

メリット

・子宮内腔の様子をモニターに映し出してリアルタイムに観察できる
・必要時、子宮内膜生検やポリープなどの病変を生検することができる(子宮鏡の種類による)
・子宮内腔の様子と一緒に、卵管口の性状も確認可能

デメリット/副作用

・子宮鏡の刺激で痛みを感じることがある
・検査中に生理食塩水を注入するため子宮内の圧力が上昇し、下腹部痛を感じることがある
・出血や感染のリスクがある

治療期間

検査の所要時間は15分程度で、前後の準備時間も含めて30分~1時間程度かかります。入院の必要はなく外来で受けることができます。

費用相場

保険診療か自費診療となるかにより、金額は大きく異なります。疾患が疑われる方は保険診療の適応となり、健康保険3割負担の方で5千円~1万円程度です。自費診療の場合は、1~3万円ほどが相場となっています。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があります。

この記事の監修医師