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グループ療法とは

 更新日:2023/03/27

グループ療法とは

グループ療法(集団療法)とは、10人前後の同じ悩みや問題を抱える集団で参加者が自分について集団の中で話すことによって、心の負担を軽くすることを目指す治療法です。参加者の対人関係改善などにも役立ちます。

集団療法は、自己理解をする上でとても大きな意味を持っており、自分と同じ悩みを持つ人を客観的に見ることで、自分の置かれている状況やその対処法を学ぶことができます。

また、苦しい思いをしたり悲しい気持ちになったりしているのは自分だけではないと気づくことで不安を軽減することができます。

メリット

・自分を客観的に見つめ直すことができる
・他の患者さんの回復過程をみることで、自分自身が回復するイメージを描きやすい

デメリット/副作用

・集団療法の場をセラピストが統率しなければ、患者の率直な思いや悩みを引き出せずに十分な効果を発揮できない

治療期間

1回2時間程度を、カウンセラーが決めた回数繰り返します。

費用相場

一般的にデイケア等のプログラムの中で実施しているところや、集団精神療法として保険診療の範囲で行っていることが多く、費用にはばらつきがあります。

注意点

治療期間や費用は、医療機関や治療内容などによって大きく異なる場合があるため事前にご相談ください。

この記事の監修院長